断食ははじめての体験なので、「本格的な3日断食」というより、週末に手軽にできる「プチ断食」といった感じにしました。
今回行った3日間の大まかなスケジュールは次のような感じ。
- 断食1日目は断食準備の日
- 断食2日目は本断食
- 断食3日目は回復食
実際にわたしが実践した断食3日間をタイムスケジュールを細かく紹介してゆきますね。
断食と絶食は違います。
断食は何も口に入れないのではなくて、体が動くのに必要なエネルギーだけはジュースやみそ汁などで補給します。
断食3日間のメニュー
1日目:金曜
1日目の予備断食の日は、朝はいつもと同じ。
昼:キャベツの千切りのサラダと湯豆腐
夜:にんじんリンゴジュース
まだ始まったばかりなので、夕食を1度くらい食べなくてもお腹が空いた感じがしないので平気でした。
2日目:土曜
2日目の本断食は固形のものは一切食べません。
朝:にんじんリンゴジュース
昼:具無しのお味噌汁(キャベツを細かくして具は食べない)
夜:にんじんリンゴジュース
喉が渇く時は水か暖かいショウガ紅茶にハチミツを入れて飲んだり、飴をなめました。
お腹は空いていないのですが、コンビニなどに行くと…目が食べ物を欲しがる感じでした。
断食中はコンビニや食べ物の誘惑が多い場所には行くものではないですね(笑)
3日目:日曜
断食3日目は回復食。
朝:にんじんリンゴジュース
昼:具無しのみそ汁とお粥と梅干し
夜:もやしと豆腐キャベツのみそ汁とお粥と梅干し
月曜日はちょっと少なめの食生活。
徐々に自分のお腹と相談しながら「少なめの通常のご飯」に戻る予定です。
断食をするとき野菜ジュースが必要な理由
断食をするとき、わたしもにんじんリンゴジュースをジューサーでしぼって飲んでいました。
にんじんリンゴジュースなどのような野菜ジュースを飲む理由は、栄養補給や水分補給ができることの他、一番のポイントは「ブドウ糖の摂取」にあります。
断食をすると、食べ物からエネルギーを摂取できないので、足りないエネルギーを蓄積された脂肪の中から脂肪酸を作り出し、それがエネルギーとして使われます。
しかし、脳の細胞のエネルギーはブドウ糖のみで、代替えが利きません。
脳にエネルギーが送られないと頭がスッキリしない、イライラするなど集中力が欠如し、思考能力が低下したり、ひどくなると脳の神経細胞が死滅してしまうこともあるそうです。
せっかくダイエットのために、あるいは体の機能を高めるために…と思って実践しても、頭がぼんやりしたり、健康を害してしまっていては何もなりません。
安全に断食を行うには、ブドウ糖が絶対必要なのです。
Apples to Apples Photo by madlyinlovewithlife
そのためにわたしはにんじんリンゴジュースを飲んでいました。
リンゴは果糖とブドウ糖でできていますから、脳にもエネルギーが行き渡るのです。
甘いジュースを飲む事によって脳にエネルギーがキチンと送られて安全に断食ができるのです。
さらに、ハチミツなどをなめるのもおススメ。
急激に栄養を摂るとき、低血糖のとき、ハチミツは体への吸収が早いので良いそうです。
断食 回復食がリバウンド無しの重要なカギを握る
断食は、実は行っている最中よりも「回復食」と言われるものが一番重要です。
今回のわたしは本断食は1日でしたが、本断食自体を3日くらい行うと、お腹に固形物がまったく入っていない状態です。
急激に「いつもの食事」に戻してしまうと消化不良や腹痛を起こしかねません。
そして、断食後、「お腹が空いたぁ〜。ようやくスイーツも食べられるんだ!」と食べる満々だとは思いますが…。(←わたしのこと?)
せっかくコンパクトになった胃腸をドカ食いなどで拡張してしまっては元の木阿弥…。
リバウンドをしないために、回復食はしっかりとできれば本断食した日数くらいかけてゆっくりと通常の食事に戻してあげるのが良いです。
回復食は柔らかいお粥と具無しのみそ汁から始めます。
お粥でも流し込まず、ゆっくりと時間をかけてよく噛んで食べてください。
断食直後は舌が敏感になっているので、薄味でも濃く感じます。
いつものお菓子がものすご〜く甘く感じたりしますが、それは味覚が正常な状態になったのです。
わたしの今回の断食は胃痛のためのお腹のリセットが目的でした。
2日目までは痛かったのですが、3日目の朝、胃痛も和らぎ、ものすご〜くお腹が空いていました。
回復食がものすごく待ち遠しく、お粥がめちゃくちゃ美味しく感じられました。
いつもよりも少量でお腹いっぱい!
断食中の体重はー0.2と微々たるものでしたが、断食で小食になったのを機に、このまま控えめに食べる事でダイエットを続けていこうかと思っています。