「心と身体の毒素をデトックスしてオージャス(生命エネルギー)を増やしたい!!」と、パートナーのkuniちゃんとふたりで、本格的なアーユルヴェーダを受けるためにスリランカのホテルに10泊滞在しました。

生まれて初めてのアーユルヴェーダ!ホテルライフのはじまり

スリランカへ行こう!!

そう決意したものの、飛行機で約9時間(直行便で)。さらにお迎えの車でアーユルヴェーダ施設のあるホテルまで2時間。

乗り物酔いの激しいわたしとパニック症で電車にも乗ることができなかったkuniちゃん。

このふたりがプラス成田までの道のりを果たして無事に乗り切ることができるのだろうか??

…そんな不安があったものの、ふたりの「アーユルヴェーダを受けて健康な身体に少しでも近づきたい!!」という思いが勝り、無理がないように、1日目は成田まで移動して宿泊。

そして、飛行機は一番飛行機に乗っている時間が短くなるスリランカ航空の直行便を選択。

空港からホテルまでは車で2時間と言っても、2つの高速道路を走る時間の方が長いので、「きっと大丈夫」という感じで出発しました。

無事にスリランカのバンダラナイケ国際空港(通称、コロンボ空港)に到着して、すぐにホテルのお迎えの人を発見。

ところが、同じ飛行機に乗って来るはずの女性がひとり見当たらない…。

1時間以上待ち、運転手さんががピックアップするのを諦め、送迎の車に乗ることに…。

1時間以上遅れたことでレストランの夕食時間にギリギリ間に合うかどうか?になってしまい、運転手さんがかなり気合を入れて、車をスピードアップさせて走り出しました。

暗くて見にくい市街のそんなに広くない道を、クラークションを鳴らし、パッシングを繰り返して前方を走っていた車を追い越す追い越す!

スリランカのホテルへ

道の脇から飛び出す自転車などの遭遇しても、相変わらずイケイケで突き進んでいく。

目の前に対向車が現れても「どけどけ〜!!」とばかりに、強気で突き進む。

高速道路ではさらにスピードをあげ、伸びのある走り。

追い抜きまくり、負け知らずの運転で、見ていると肝が冷え、右に左に車が揺れるので、乗り物酔いの激しいわたしはやられてしまった!!

…南国はかなりハイテンションである。

それでも、フロントで常温のマンゴージュース(アーユルヴェーダ的には冷えたものは身体を冷やすのでNG)と睡蓮に出迎えられると、グラングランで転がるようにして車を降りたわたしも、次第に気分が良くなってきた。

アーユルベーダのスリランカホテル到着

到着時間がかなり遅れてしまったので、レストランはあと30分くらいでクローズしてしまう!!

お部屋に荷物を運んでもらって、いただいた睡蓮の花をコップに飾ると、急いでレストランへ向かった。

ハスの花

本当は時間が過ぎてしまっても食事途中であればゆっくりと食べさせてもらえるので慌てる必要はなかったのだけど…。

なにせ初めてだし。スピード感のある車に乗って身体のテンションがかなり高めになってしまっているので、まったく心の余裕がない…。

それでも、レストランに到着すると、オープンエアで自然の風が通り抜ける空間は、南国ムードいっぱいで「癒やされる〜」。

レストラン

もうすでにディナー時間が終わりに近づいていたので、すごく静か。

テーブルの上のナフキンがまるで高級レストランのフルコースを食べるかのようで、ホテル到着後はじめてのディナーに嬉しくなりました。

ナフキン

前菜。

前菜

コロンとお皿に置かれていてなんだかかわいい。

わたしたちがお世話になるアーユルヴェーダ施設を備えたホテル「バーべリン・アーユルヴェーダリゾート」は、食事も大切な”治療”の一部だとして、アルコール、コーヒーはなし。

肉料理もなし。

アーユルヴェーダの「オージャス(生命エネルギー)のあるものを出す」という基本にのっとって、お料理もお茶もジュースもすべて新鮮な食材で、そして”作りたて”の料理がサーブされるのです。

しかも、今夜はわたしとパートナーで同じお料理ですが、症状やドーシャと呼ばれる体質によってはサーブされるお料理も異なってくるとか。

この辺り、今後の滞在がとても楽しみです。

次にスープ。

グリーン

青汁をなめらかに飲みやすくしたようなグリーンのスープです。(夜で写真が暗くてすみません)

パン代わりに出されるのはそば粉のロッティ。

ロッティ

素朴でなかなか香ばしくて美味しいので、滞在中、かなりハマりました。

そしてメインディッシュ。

メインディッシュ

いつもお肉を食べている人でも肉なしでも見た目的にも腹持ち的にも満足度が高くなるように、気を配られています。

そしてデザートはフルーツ。

フルーツ

常温のフルーツだとキュッと引き締まり感がなくて、ちょっとぼんやりな感じ。

フルーツそのまま、木からもいで食べると、きっとそんな感じなのかな?

なんとなく野生的な味なんです。

でも、パパイヤにライムの汁をかけていただくとさっぱりとして、味が引き締まってなかなかイケる。

思ったより豪華なディナーで、大満足。

お部屋に戻る途中、明日のアーユルヴェーダのドクターとのコンサルテーションの時間をレセプションで確認。

明日、お昼11時から日本語の通訳さんも交えた初めてのコンサルテーション。

はじめてのアーユルヴェーダ。

ちょっとドキドキです。