最近、なんだか吐き気を感じるようになりました。
ちょうど”つわり”のように、ムカムカとして、お腹が空いているのか膨れているのか?
大体このムカムカした吐きそうだけど吐かない状態は、一週間ほど続きます。
吐き気が生理前に決まって感じるというのは、ホルモンに関係しているに違いない!と思いました。
吐き気の他にも、歩いていると、なんだか体が斜めになっているような、真っすぐ歩けていないような…そんな、立ちくらみのような、めまいの感じ。
そして、夜眠っている時に、異常なほどの寒気に襲われ、頭が痛くなって冷や汗が出たり、ものすご〜く眠たかったり、胸が痛かったりします。
40代になって、…とくにここ一年ぐらいはひどくなった気がします。
生理前に起こる、こういう症状って、PMS(月経前症候群Premenstrual Syndrome)って言うんです。
PMSの症状
PMSの症状にも色々とあって、個人差もありますが、大きく身体的症状と、精神的症状があるようです。
身体的症状には、下腹部膨満感、下腹痛、頭痛、乳房痛、乳房が張る、腰痛、関節痛、むくみ、体重増加、脚が重い、にきび、めまい、食欲亢進、便秘あるいは下痢、吐き気、動悸、過剰な睡眠欲、不眠などがあります。
精神的症状には、怒りやすい、反感、闘争的、憂鬱、緊張、判断力低下、不決断、無気力、孤独感、疲れやすい、不眠、パニック、妄想症、集中力低下、気力が続かない、涙もろい、悪夢を見る、異性に対してのみ攻撃的になり暴力をふるうなどなど…。
~Wikipedia~
これを読んで、「あ!当てはまる症状がいっぱいだわ!」と。
PMSは10代から50代まで閉経するまであるようです。
わたしは40歳代後半なので、月経やホルモンに関係する不調だと「更年期障害」って言われそうだけど、PMSと更年期障害って、どう違うのかしら?
PMSも更年期障害も、同じように、ホルモンのバランスが関わっていると思うんだけど…。
PMSと更年期障害の違いは?
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PMSの場合は、この吐き気やめまいなどの不調は、生理前に限定で起こります。
月経前には、黄体ホルモンとエストロゲンが多量にでるので、その影響を受けてPMSは起こります。
生理がくれば、PMSの症状は落ち着きます。
一方、更年期障害の吐き気やめまいなどは、卵巣機能の低下によるエストロゲン欠乏によって起こるもので、生理周期に関係ありません。
まとめると、吐き気やめまいが”生理前”という時期に限定していればPMSで、生理周期とはあまり関係がないようなら更年期障害の症状ということなのですね。
PMSや更年期障害を緩和する食べ物
PMSや更年期障害など、女性ホルモンに関わる体調の変化や精神的な変化にとても効果的な食べ物があります。
それは大豆のイソフラボンです。
イソフラボンは女性ホルモンの欠乏を補うと同時に、女性ホルモンの分泌過剰に対してはそれを抑える方向の両方の働きをしてくれるので、PMSと更年期障害のどちらにも効果を発揮してくれるのです。
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た構造で似た働きをするので、積極的に普段の生活に取り入れると辛いPMSや更年期障害を緩和できそうです。
具体的にに取り入れたい食品としては、豆乳、納豆、油揚げ、豆腐などの大豆製品。
それから、吐き気やめまい、イライラするような時期には、アルコール、カフェインは神経を緊張させ、不安感を悪化させますので控えたほうがいいみたいです。
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