最近、お風呂上がりに甘酒を飲んでいます。
そのきっかけは、酒がまったく飲めないはずの両親が「最近、毎晩飲んでいる」とわたしに甘酒を飲ませてくれたことからです。
甘酒のことがテレビで特集されていたそうで、母が少しでも健康になるなら…と飲み始めたのがきっかけで、父親も一緒に飲み始めて、最近では「便秘や花粉症が少し改善された気がするよ。」と言っていました。
お酒が得意でない両親が新しく「習慣」にしたくらい魅力的な、甘酒の効能ってなんだろう?と、わたしも興味を持ちました。
甘酒は俳句の夏の季語になるくらい、昔から効能はお墨付きだった!
甘酒は古くから日本人に親しまれている飲み物で、主に米こうじと米、あるいは酒粕が原料です。
とてもシンプルな素材で作られている飲み物なので、安心して飲めます。
甘酒は「酒」という名前がついてはいますが、アルコール含有は少量で、市販されている商品はソフトドリンク(アルコール度数1%未満)に分類されるものが多いようです。
「甘酒」というと、わたし的には「初詣に除夜の鐘の音を聞きながら神社で飲むもの」というイメージがあったのですが、実は「甘酒」は俳句の世界では、冬ではなく夏の季語となっているそうで、これには驚きました!
でも、夏の季語になるくらい、昔から栄養豊富な甘酒は体力回復に効果的な「夏の栄養ドリンク」として夏バテ防止の飲み物として効能があり、時代を超えて愛飲されてきたのだなぁ、と。
意外な「甘酒の効能」の伝統を感じました。
現在でも、「飲む点滴」という人もいるくらい栄養満点な飲み物だったのですね。
甘酒は発酵食品だからいい!
甘酒は米麹と米を原料とした発酵食品です。
発酵食品の持つ、乳酸菌などの菌がお腹の中にいる腸内細菌を刺激して活発化し、腸内環境を整えてくれることを知っている方はとても多いと思います。
腸内環境を整える働きがあるので、便秘の解消にも役立ちます。
そしてさらに、現代のように加工技術が進み、工場で作られた食べ物が多い食生活ではどうしても食品添加物や合成着色料や保存料とは無縁ではいられない状態です。
そういう添加物などを摂取しつづけていると腸内が酸性に傾く傾向にあるのですが、発酵食品を食べると、腸内では乳酸菌が増殖すると乳酸と酢酸という代謝物が作られて、それらが腸内を弱酸性に保ってくれて悪玉菌が増えるのを防いでくれるとも言われています。
つまり、乳酸菌の含まれた発酵食品を摂ることで、発がん性物質を作る悪玉菌よりも善玉菌を優勢にさせてくれる働きがあるのです。
人間の体の免疫力の70%が腸で作られているそうなので、発酵食品によって腸内環境が整うという事は、体の免疫力もアップします。
きっと、こららの効能から、わたしの母も「甘酒を飲みたい!」と思ったのでしょう。
また、花粉症などのアレルギーは乳酸菌の量と関係があるとも言われているので、金属アレルギー&花粉症で悩んでいるわたしにも甘酒は良さそうなので飲みたくなりました。
そして購入してみました。
できるだけ「イキのよさそうな菌」が入っている感じがよかったので、無添加で火入れのしていない「生甘酒」を今回は選んでみました。
甘酒に含まれている栄養は、
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖やシステイン、アルギニン、グルタミンなどのアミノ酸に大量のブドウ糖。
購入すると、こんなふうに「甘酒の素の保存方法及び保存期間」というプリントが一緒に入っているので、とても親切です。
お砂糖は全然入っていないのに、とっても甘くて、飲んでいると体が温まるし、心もほっこりとしてきます。
わたしはこの甘酒にショウガを千切りにして一緒に鍋で温めて、「冷えとり」にも効果的なドリンクにして飲んでいます。
そして、すっかり最近のお風呂上がりのわたしの楽しみは甘酒になりました。
米麹で作ったノンアルコールの甘酒で、砂糖なしでも十分甘さがあります。甘酒の素1キロ
■一緒に読みたい記事
甘酒豆乳を愛飲する永作博美さんの可愛さに近づけ!