半身浴は体に良いといわれますが、半身浴の効果って何?
そして正しい半身浴のやりかたと時間と消費カロリーは?
半身浴を始めるまでは、全身お湯に浸かっていないと冷えて寒くなっちゃう!と思っていました。
でも、実は熱い湯で全身浸かるのは体に負担がかかっているんですって!!
正しい半身浴のやり方
・体温より少し高い37~38℃
・みぞおちから下をお湯につける。腕はお湯から出す。
・半身浴の時間は20~30分以上(長いものはいくらでもO.K)
・追い炊きをしながら湯の温度を一定に保つ
人の体の仕組みには、人の体温は一定を保とうとする働きがあるようで、熱いお湯だと、中までその熱が伝わらないように体が守る働きをするために、バリアが張られて、熱が伝わらなくなってしまう…ということで、ぬるめのお湯が適しています。
そして、全身浴だと湯の中に心臓が浸かっている状態なので、水圧や温度など、心臓や血管にかかる負担が大きくなって、鼓動が早くなったり、のぼせたり、息苦しくなるのだそうです。
半身浴を正しく行うと、体の毒素を排出するための汗を出しやすくするので、デトックス効果も高まります。
半身浴で消費できるカロリーは、大体1時間150kcalくらいなのだそうです。
ダイエット的には、消費カロリーはいくつ…というよりも、半身浴で体が温まる事により、血液などの循環がよくなり、老廃物をデトックスしやすい状態になった結果、体がスッキリすることのほうが、はるかに有効だと思います。
実際に半身浴をしてみると…
実際に半身浴を始めてみると、わたしは夏に37℃のお湯で始めたのですが、最初は、お湯がぬるいというよりも冷たく感じました。
まるでプールの水に入っているみたい…。
追い炊きをしても全然お湯の温度が上がらなくて冷たいまま…。
最低限の30分まで我慢してお湯から上がったのですが、バスタオルで体を拭いて着替えるまでも、夏とは思えない体の寒さで、ガタガタと体が震えっぱなしでした。
手早に靴下、パジャマを着ながらも寒くて寒くて、「半身浴って全然温まらない!!」って、半身浴トライ1日目はちょっと半べそ気味になりました。
でも、1日では、わたしの体がまだ馴染んでないせいなのかもしれない、1週間は続けてみよう!と思って続けてみました。
…すると、半身浴3日目。
半身浴をしてからはじめて、バスタブに浸かった瞬間、「お湯が温かい」と感じました。
そして、その日は30分を経過した頃に、額にうっすらと汗が滲んでいました。
お風呂から上がって着替える間も、ガタガタ寒さに震えて「早く早く」と思う事無く、ゆったりと着替える事ができました。
デトックスも、まず毒素を出せる体にならないと出す事ができないようで、汗をかくことができないくらいに、わたしの体が冷えきっていたようなのです。
そして、その状態を「当たり前」だと思って過ごしていた事に、我ながら驚きました。
半身浴の効果
その後も半身浴は毎日続けています。
夏はお湯の温度を37℃にしていましたが、最近は途中から38℃に上げてフィニッシュにしています。
秋、冬は38℃スタートの半身浴にしようと思っています。
半身浴は慣れてくると、とっても楽しいです。
お気に入りの写真集や雑誌を広げてみたり。
1時間くらいという時間を利用して、読みたかった本を読んだり、時々、わたしは日記も書いたりしています。
半身浴は、副交感神経を優位にする効果があるので、眠くなる時は、バスピロー(枕)をして眠ったりもします。
半身浴は確かに心臓に負担がかからないので、とってもリラックスできるし、気分が良くなるので1日の終わりにするのは最適だと思います。
半身浴にオススメ♪ゼリービーンズみたいなバスピロー。バスピロー/ゼリービーンズピロー(ロ...
音楽を聴くのも気持ちがいいし、一緒に歌うと、歌声にエコーもかかってとっても楽しくなってきます♪
香りのいい入浴剤も素敵!
そして、半身浴をして20分を経過するあたりからようやく額に汗が出始めるので、「半身浴するなら最低20分以上」というのは、とても理に叶っていると思います。
デトックスしたい場合は、1時間以上入っています。
そして半身浴中は、必ず、お水を用意して水分補給をします。
いまや、半身浴はわたしの生活の一部で、これが無いと、一日が終わらない感じです。