伊勢神宮へ行ってきました。
「伊勢神宮のお土産」といえば、「赤福」に「へんば餅」に…といろいろありますが、やっぱり、せっかく日本の最高神の祀られている伊勢神宮に来たなら、神様と繫がりを感じられるようなお土産がいいですよね〜。
「お福分け」とでもいうのでしょうか。
お土産を「益々、幸せになってね」と渡したいですよね。
伊勢神宮のお土産で、神様を身近に感じてもっちゃおう!
そんな有り難〜い気分になる、わたしのイチオシなお土産を2点紹介します。
まずは伊勢神宮の内宮で購入した「御神酒」。
※御神酒とは本来神様にお供えしたお酒のこと。
神様の霊力がそのお供え物に宿り、そのお酒(御神酒)を頂けば、神様の霊力が直接体内に入ることになるのです。
そうなんです!
御神酒を大切な人に手渡すと、「直接参拝はできなくとも、天照大神の霊力を体に入れられる」という事になるんですよ〜!!
あ、写真の左側の白い徳利に入っているものが「伊勢神宮の御神酒」です。
(右の「蓬莱」は、一緒に飲んだだけで、違います…)
味はとてもサラリとしていて水のように飲みやすいので、お酒が苦手な方でも大丈夫だと思います。
お料理に少しずつ使うのも、ずっと神様を感じられていいかも〜♪
そして、もうひとつは「伊勢ひかり」というお米です。
「お伊勢さんのお米」と書いてあります。
このお米には、ありがた〜い物語があるのです。
平成元年の秋のこと。 二度の強い台風が、伊勢地方を襲いました。
伊勢神宮 へ奉納するためのお米をつくる御神田(ごしんでんも) ほとんどの稲が倒れてしまうなか 、 わずか二株だけ、 雄々しく立ち残った奇跡の稲株がありました。
伊勢神宮の御もと、三重県内の契約農家の田で育てあげられた伊勢ひかりは、伊勢神宮・外宮(=食と産業の神・豊受大御神)への献納が許されました。
…という物語がある、生産量が少ないので「幻のお米」と呼ばれているものです。
こちらのお米は「伊勢 せきや」さんの本店のみで購入できる貴重なものです。
本店は伊勢神宮外宮の「赤福」さんの前にあります。
1階がショップで、2階が「あそら」というカフェになっています。
せっかくなので、お土産を買う前に、2階のカフェで一休みです。
階段を上がる途中、米俵を発見!
「伊勢ひかり」です!
「伊勢 せきや」さんは参宮アワビが有名なので、「伊勢ひかり」の話をしながらお米とともに渡すと、まるでお正月が来たかのように、喜んでいただけますよ〜。
「勿体なくて食べれない〜!」とも言われますが…(笑)。
2階へ上がると、おしゃれで清潔で居心地の良い空間が広がりました。
わたしは「ますますぜんざいさん」(ぜんざい)とカフェオレをオーダー。
「ますますぜんざいさん」は、解説を読むまで「益々、全財産」で「財産が増えていくことか」と思っていたのですが、文字が全然違いました…。
「善哉(ぜんざい)」というのは仏が弟子を褒めた言葉だそうで。
よりいっそうの幸せや商売繁盛を願い「ますますぜんざいさん」と名付けられたのだそうです。
ちなみにこれも1階のショプで購入しまして。
「ますます」にちなんで、「木の升(ます)」に入っているので、このまま手渡しでもかわいいのです。
こちらでいただいたカフェオレも、かなりこだわりがあり。
写真の奥はアイスコーヒー、手前の大きめのピッチャーに入ったものがコーヒーで、牛乳瓶とグラスがカフェオレになるわけですが、自分で牛乳の量とコーヒーの量を決められるのが面白いです
ちなみに牛乳も「山村乳業」というこちらの土地の美味しい牛乳なので、カフェオレを作ると、牛乳がかなりあまるので、それで2杯目は牛乳+シロップで「アイスミルク」を作ってみると…まるで牧場のソフトクリーム。
すごくおいしい!
…というわけで、わたしの伊勢神宮お土産のおススメを書いてみました。
この記事、楽しく読んでいただけたら「お福分け」な感じで、とても嬉しいです♪