先日、東京の芝にある「とうふ屋うかい」に行ってきました。
家族で、とうふ屋うかいのランチに伺いました。
とうふ屋うかいはナント!あの"ミシュランガイド東京"で、2008年から一つ星を獲得しているお店。
東京タワーの真下にある2,000坪の広大な敷地の豆腐会席のお店です。
とうふ屋うかい入り口の門の前では、パシャパシャとなにやらケータイの写メ撮影会で盛り上がっていたので、わたしたちはそっと門をくぐり抜け、庭園の中で撮影〜♪
ド迫力な東京タワーと庭園の階段です。
あ、あまりの大きさに東京タワーが入りきってない!!
今度は、東京タワーの頂上まで撮影。
昨夜までの雪が本当にウソのように晴天で、空気も澄み渡っていました。
庭園を歩きます。
こちらが、とうふ屋うかいの玄関です。趣があります。
中に入ると、お雛様が飾られていて、その豪華絢爛さに、思わずため息がこぼれました。
まだ私たちの以外、誰も到着していないので、ロビーで少し待ちます。
ロビーもレトロモダンな雰囲気で、照明も素敵〜!
ヒーターがいくつか置かれていて、暖かくて、「ふぅ〜、ここがカフェだったら一日中居ちゃうなぁ」というくらい、いい感じ。
そのロビーの片隅に、コロコロと丸い大豆の入った大きな樽がっ!
この大豆は「つるの子大豆」だそうです。(お店のかたに聞きました)
普通の大豆の二周り以上も大粒の立派な大豆です。
他の大豆との違いは、糖質中の「ショ糖」の割合が非常に高いため、豆の自然な甘さがしっかりしているのだそうです。
わたしたちは二階のお部屋に案内されました。
雪が残る庭園と美しい青空と咲き誇る梅に、思わずパチリ。
…あ、パートナーのkuniちゃんの手が写ってしまいました。
この白梅の花の蜜を、緑色のまん丸の体の「めじろ(鳥の)」がついばんでいて、「まるで春が来たかのよう!」と、。みんなで和みました。
お店のかたによれば、東京で雪が降るのは珍しので、雪と晴れた空というこの素晴らしい庭園の景色をながめられるのは、とっても「レア」なのだそうです。
そう聞くと、「昨日の大雪で、天気がちょっと心配だったけど今日で良かったね」と、とってもラッキーな気分になりました。
そして、待望のランチです。
この献立は「花」です。
まずは筍と山菜の酢浸し、穴子と蕗の信田巻き、帆立のおかき揚げ、菜の花あさり。
お皿に添えられた白梅が可愛らしかったです。
次はあげ田楽。
こちらは裏庭の田楽処でひとつひとつ焼いてくださっているものを焼きたてで持って来ていただけます。
帰りに田楽処を見せていただいたのですが、室内ではなく庭園の小屋で焼いているので、焼いている人達は、火の近くとはいえ、寒くないのかしら??と思いました。
そして、松葉かに飯蒸し。
あ〜、一品一品、上品で美味しいです。
旬の魚のお刺身。
器は貝をモチーフにしているみたいです。
そして、メインのお豆腐です。
2種類から選べたので、季節限定の「とろろ昆布とうふ」のほうにしました。
お豆腐がしっかりとしていて、とても美味しかったし、ボリュームがありました。
次は芝の治部煮。
通常、金沢などの治部煮は鴨なのですが、うかいさんの治部煮は豚肉だそうで、芝オリジナルなので「芝の治部煮」なのだそうです。
…と言いつつ、写真撮影を怠ってしまいました…(すみません)
じゃこご飯と赤出し、香の物。
お米の量よりもじゃこの量が勝っていました。
最後のフルーツは、はっさくです。
はっさくに「百花蜜」という沢山の花の蜜をブレンドしたハチミツをたっぷりかけてありました。
すご〜く美味しかったです!!
豆腐の会席だけど、結構ボリュームがあって、大満足でした。
素敵な景色を眺めながら、ゆっくりした個室で美味しいお料理をいただけて、なごやかで、すごくいい日でした。
また行きたいなぁ。