海外へ行くには外貨両替が必要だと思っていませんか?
日本で銀行に行ってわざわざ両替、あるいは手数料が安いからと金券ショップ大黒屋に行ったり、慌てて空港で両替してみたり…。
でも、そんな必要はまったくありません。
わたしたちは現金をまったく持たずに日本を出発しました。(交通費はSucaのオートチャージだし)
その代わり、VISAデビッドカードを一枚持って行きました。
VISAデビッドというのは、口座にある残高までしか使えないクレジットカードです。
なので、「使い過ぎ」ということがない点で安心。
VISAデビッドカードがあれば、クレジットカード同様にレストランやお買い物の支払いができるし、
チップやタクシーやバス代などのように現金が使いたい時は、必要な金額だけATMから現地の通貨でお金を引き出すことができるんです!
これはキャッシングとは違って、自分の口座からお金を引き出すだけなので金利も手数料も不要です。
そして今回、ハワイのATMでVISAデビッドカードを使って実際に引き出してみました。
こちらがワイキキの街角にあるATM。
VISAマークがあります。
ジャパネット銀行のVISAデビッドカードを入れてみます。
ちなみにジャパネット銀行のカードは、一枚のカードのカードを入れる向きによって、クレジットカードとデビッドカードのふたつの機能を分けています。
なので、お店で支払いをする時には「デビッドで」とか「クレジットカードで」とか伝えると、それに応じてお会計をしていただけます。
さて、実際にカードをATMに入れてみると…壊れ気味なのか?画面が半分見えませんでした。
オール英語だし、途中で「グリーンなんとか…」という緑の募金的な画面が出てきたので、
「は?募金??」と意味が解らなくて、押すボタンが違うのか?ATMからお金を引き出すことができませんでした。
そのあと、ハワイのセントラルパシフィックバンクに行って口座を作る際に、
「VISAデビッドカードなのに、募金の画面が出て、ATMから引き出しができなかった」とお話したら、「それはきっと業者のATMね」と。
「?…業者のATM??」
米国では募金やボランティアがとても発達した国なので、ATMで出金の際にも募金をする…なんてことが業者によってはあるのだそうです。
「銀行のATMなら大丈夫よ。ウチのATMは日本語にも対応しているからわかりやすいわよ」と。
こちらがセントラルパシフィックバンクです。
お店の横にATMがありました。
大きなショッピングモールやセブンイレブンなどに銀行のATMはあります。
実際に使ってみると、銀行系のATMは日本語で表示されるのでわかりやすいです!
無事にドルで口座からお金を引き出すことができました。
今回、手数料が3.25ドル必要でした。
その日その時間のレートでドルが引き出せます。
そして、この手数料、実は使用するATMによって異なるそうなんです。
それはなぜか?
この手数料はATMの設置者が受け取るものだからです。
同じVISAのATMでも、業者のATMよりも銀行が設置したATMで引き出した方が日本語表示も出るし、法外な手数料は取らないと思うので安心かなぁと思いました。