去年1年間は人生でもっともいろいろなものを断捨離した時期でした。
一年間断捨離を続けた結果、わたしは断捨離を続けていると、まちがいなく人間関係も仕事も金運も、すべてが幸運な方向へ向かっていくことを実感しました。
断捨離するとなぜ幸運になるのか?
何かを捨てる時には必ず、「それと向き合う」という作業が起こるからだと思います。
単純にモノが多いとゴチャゴチャして、毎日ごちゃごちゃのお部屋を見ていると心の中までスッキリしません。
人間関係も同じで、付き合う人が多いと必然的にその人達に会う時間だけでも、物理的に自分の自由になる時間を割かれます。
とはいえ、モノも人間関係もどちらもとても大切です。
間違えて捨ててしまった!…ということは無いように、これは必要か?そうではないのか?を真剣に慎重に考える必要が出てくるのです。
自分にとって必要か必要でないか?は、1年後の自分、3年後の自分はこのモノを持っていたいか?この人と一緒に過ごしたいか?を考えます。
例えば人間関係で、「○○さんは、会うたびに会社の愚痴ばかりで、なんだか聞いているとこちらまで疲れてしまう」と思っていたとします。
誰にでも調子がいいときも悪いときもあるので、その「愚痴」が「最近だけ」というなら良いのですが、「何年も繰り返している」とか「いつも」というなら断捨離どきなのかもしれません。
人間関係の場合、断捨離と言っても、恋人の場合は不毛な付き合いはキッパリと終わらせる必要がありますが、友人や知人の場合はわざわざ「別れ」を言わなくても、「連絡を取らない」と自分が決めるだけなのでややマイルドだと思います。
「これまでの人間関係をリセットした」と思うだけで、気分がスッキリします。
人間関係の断捨離で付き合う人が変わる事は環境が良い変化をしていくこと
photo credit: CraigMarston via photopin cc
そして、以前は「○○さん、変わったね」と誰かに言われると、「わたし、どんなふうに変わっちゃった?」と焦ったり、後ろ髪をひかれるような気持ちになったのですが。
最近では、これはむしろ褒め言葉だと思えるようになりました。
例えば、パートナーのkuniちゃんが会社員だった頃、周りの友人は会社の同僚や上司など会社に所属している人達ばかりでした。
周りは心配して色々と声をかけてくださいましたが、電車に乗れなくて動けない日々を過ごしているうちに、会社繋がりの友人は消えてゆきました。(←このときは断捨離した、じゃなくて断捨離されちゃったのかも)
そして、会社に出勤できない以上、会社に仕事を求めていても仕方がないので、在宅で収入を得れることを探しました。
すると、起業家や自営の人など、今までとはまったく違う環境の人と関わりができるようになりました。
よくロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズで、「収入を得る方法を自らが働いてお金を稼ぐ人」と「自らが働かなくてもお金を稼ぐ人」という2つの収入の発生場所によるカテゴリー分けというものがあります。
kuniちゃんが会社員だった頃の友人は、全員が「自らが働いてお金を稼ぐ人」でした。
でも、自分でビジネスを始めてからは、明らかに「自らが働かなくてもお金を稼ぐ人」と多く知り合えるようになったのです。
そういう中で会社員時代には誰も教えてくれなかった知識を得る事ができたり。
今まで考えもつかなかった価値観や考え方に刺激を受けることができました。
それによって仕事の仕方やマインドの使い方を教えてもらい、どんどん自分が自由になれる方向へと変わってきました。
それとともに、なんとなく我が家の経済状態も良くなってきました。
おかげで、今までなら飛行機に乗れないし経済難のために諦めかけていた沖縄やサイパンやハワイにも行くこともできました。
「人間関係が変わるということは自分の置かれている環境が変わる」ということだと思いました。
なかなか人間って、「習慣の動物」という言葉もあるように「自分を変えたい、現状を変えたい」と思ってもなかなかできないものなのですが、それが「変えられてしまった!」と言うのですからスゴいと思うんです。
だから「○○さんは変わったね」は、その発言をした人と違う人生、環境が変わったということだと思うのです。
それは同時に苦しかった頃の自分とはサヨナラして、幸運な自分になっていけるという兆しだと思います。
断捨離で人間関係を整頓するのは、怖い事ではありません。
むしろ、新たな気分で新しい人、新しい考え方との出会いが待っているということだと思いました。
■kuniちゃんのお仕事について
パニック障害 仕事を休職して得た通勤無しの仕事