夏から冷えとりをしてきて、2週間目で吐き気がするほどの頭痛、首痛、肩こり情緒不安定などの症状が出ました。

そしてさらに、一ヶ月後の、この9月は生理前に不正出血があったり、胃痛で3週間も動けず、食事も快適にできませんでした。

胃痛の時の記事→胃痛の原因 食後に痛むときはどう対処する?

「めんげん」のおかげで生活が変わりました

めんげん
Vero. Photo by piermario

胃痛はおかゆのようなやわらかい物でも口に入れると、1時間後くらいから、ものすご〜く痛くなり、それが5時間くらいずっと続いて、「たったお粥少しなのに、消化にはこんなに時間がかかるものなんだ」と改めて知ったり。

毎日、食事を胃痛にならないように食べようと、ものすご〜く噛んで噛んで噛みまくり、ドロドロにしてから口に入れました。

…すると、少しだけ消化の時の胃の痛みがラクになったように感じたりしたので、「食べ物をよく噛まないと胃腸に負担をかけているんだなぁ」と、自分の食べ方や食生活を見直すきっかけになりました。

そして、痛い時間は起きていられないほどだったので、正直、「いつになったら治るんだろう?」と、その時間は毎日泣きそうでした。

食事もできないし、作りたくないので、プチ断食状態になっていました。

お腹に食べ物があまり入っていない方が痛みも無くてラクだったのです。

でも、それが、3週間経ったら、食事するたびにベッドに倒れ込んでいたような痛みは治まりました。

10月になった現在は「食欲の秋」なのですかね…。

なんだか3週間分を取り返すかのようにお腹が空きますが(笑)、胃痛から学んだので、お野菜を中心にしっかりとよく噛んで食べる事にしています。

そして、胃痛で食べ物の消化時間も明確に身をもって体験したので、食事の他にもおやつとか、夜寝る前にお酒とおつまみとか…、一日中食べていて、胃腸に全く休む間を与えていなかったことも実感できました。

そして、生理前の不正出血のおかげ(これはめんげんではなく、更年期のせいかも)で、

今まであまり気にかけていなかった「女性らしい機能」を大切にしたいと感じて、これを機に紙の使い捨てのナプキンから絹の布ナプキンへと変えました。

冷えとりを通じて「めんげん」に出会う度に、「さらに体を大切にしたい」という思いが強くなりました。

「冷えとり」って、「自立すること」を促してくれる

めんげん2
Halle Kearney EXPLORE Photo by Robby Mueller

今まで「自立」というと、経済的自立とか、自分で自分のことを決められる事…とかって思っていました。

でも、ほんとうの「自立」って、そんなものじゃなかったことが、冷えとりをしていくにつれて解ってきたような気がしました。

悩みがあるとき、つい占いに行ったり、今回のように胃痛があると病院に駆け込み、お薬をもらう自分だったり…。

よ〜く考えてみれば、占い師に頼る、医者に頼る、他にも肌を美しくするのに自分の体ではなく美容液に頼る…だったり、いろいろなものに「頼っている自分」を発見しました。

「自立する」ということは自分の体の力、心の力を十分に発揮させて、自分が感じた事を信じて大切に生きるということではないか、と思いました。

そう考えると、「冷えとり」をすることは「自立すること」と同じ事だと思いました。

「冷えとり」を実践していくにつれ、自然なもの、ナチュラルでさりげないもの、体にやさしいものが気になるようになって、

無駄なものや不必要なものを捨てて、生活がよりシンプルになってきました。

シンプル…といえば、化粧品についても「本当に美容液は必要なのか?」と自分に問いかけ、「肌断食」なるものをしようか、と思ったりもしています。(始めたら、またブログで報告しますね)

こんなふうにいろいろなものに好奇心を持って、試してみたいなぁ〜と思う自分って、今まで生きてきた中で初めて!

毎日、「今日は靴下何枚履こう」から始まる実験満載の日々がとても楽しい♪

もっともっと、「冷えとり」を実践して行くと、自分の体をピュアにして、感性を研ぎすまされて、

もっといろいろなものを感じれる気がするし、もっといろいろできそうな気がしてくるんです。

「冷えとり」が、生活する楽しさを、わたしに贈ってくれたような気がします。

■一緒に読みたい記事
冷えとり めんげんか?風邪か?を判断する大切なポイント

スキンケアしない美肌法、チャレンジしてみます!