わたし、恥ずかしながら、ミネラルウォーターを使って、お料理するのって初めてなんです。
それで、いざ、ミネラルウォーターを買おうと売り場に行ったら、
あまりにも沢山、いろんな種類、いろんなメーカーがあって、何を買っていいのやら…戸惑ってしまいました。
じゃ、そもそも、ミネラルウォーターって、何?どんなの?体にいいの?
ミネラルウォーターを購入するために、そんなことから調べてみました。
今まで普通と思って飲んでいた水が、本当はまずかった!
わたしがミネラルウォーターを買ってみよう!と決意したのには、こんな経緯がありました。
先日、東海地方から、友人が訪ねてきました。
彼女に「お水が欲しい」と言われて、我が家は水道の蛇口に取り付けるタイプの浄水器を使用しているので、いつものように普通にお水を水道から汲んで手渡しました。
彼女が水を口に含んだ次の瞬間、「う!…ここの水は、まずいね。飲めない…。」と。
それ、ものすご〜くショックでした。
だって、これが”いつもの水の味”だから、「まずい」だなんて思った事なかったから、ビックリ!(泣)
今更…ですが、「地域によって、水道から出てくる水の味も違うんだ!!」…と、改めて知りました。
友人の「まずい」という言葉が頭にこびりついて、急に、なんだか、その「まずい水」で料理する気がなくなってしまいました…。
同じお米でも、水によって味が違う!とは、よく言われますが、お米も、お味噌汁も、お野菜を煮るのだって味が違うはず。
だったら、美味しいお水でお料理すれば、もっと美味しくご飯が食べられるのかも!と思い、ミネラルウォーターを買ってみよう!と思いました。
ミネラルウォーターとは何か?
Drinking my Evian I Photo by rogiro
ミネラルウォーターとは、容器入り飲料水のうち、地下水を原水とするものを言うのだそうです。
日本のミネラルウォーターの種類は、4種類に分類されます。
これらの区分は、農林水産省がガイドラインを定めています。
ミネラルウォーターの種類
- ナチュラルウォーター…特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、濾過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの。
- ナチュラルミネラルウォーター…ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水を原水としたもの。
- ミネラルウォーター…ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的などのためにミネラル調整されたもの。複数の水源から採水して混合されているもの。
- ボトルドウォーター…原水が地下水でないもの。
そして、ミネラルウォーターという名前を聞くと、ミネラル(無機物)を多く含んだ飲料水のことだと思ってしまうのですが、特に、ミネラル成分の品質規定は無いそうです。
そして、ミネラルウォーターには軟水と硬水があります。
それは、水に含まれるカルシウム塩とマグネシウム塩の量によって決まります。
その量が、一定水準より少ないものを軟水、多いものを硬水と呼びます。
日本国内産のミネラルウォーターは軟水のものが多くて、海外のものは硬水が多いです。
軟水は、赤ちゃんのミルク作り、お茶やだし汁などに適していて、硬水は、ミネラル分の補給に適しているそうです。
そして、海外のミネラルウォーターは、原料となる水に元々炭酸が入っているものが多いので、購入する際には気をつけないといけない点です。
知らずに買うと、炭酸がピリピリして、ビックリ!!…なんてことになるんですね!
炭酸入りのお水って、お料理の後に飲むと、サッパリしそうだし、硬水は、ミネラル豊富なのね。
わたしは、ミネラルウォーターをお米を炊く時や料理に使おうと思っているので、そういう用途には、国産のミネラルウォーターが一番合いそうですね。
ミネラルウォーターって、いろいろな種類があるので、その性質やクセを知って、使い分けると面白いかもしれませんね。