ナチュラル志向の主婦の間で、いま密かなブームを呼んでいるのが「味噌作り」。
「手間ひまかかるけど、これを飲んだらスーパーの味噌には二度と戻れない!」
憧れの味噌作りをサクッと簡単にできないものか?
味噌を手作りしているご近所ママさんの言葉を聞くたびに、「わたしも味噌を作ってみたい〜!」と思っていました。
いや、味噌を作ってみたいと言うよりは、手作りで作った味噌の味を試してみたい、というのが正解かな?(笑)
そう思いつつ、今までなかなか重い腰を上げれなかったのは、その味噌作りの工程の大変さです!
まずは質の良い大豆を水に浸すところから作業ははじまり、3日くらいかかり、それをすり鉢で粉々にすり潰して…。
なぁんていうのを聞いていたら、気が遠くなるようなその重労働の繰り返しに、根性無しのわたしはクラクラ。(あ、めまいが…)
ちょっと自分の手作り味噌の味を味わいたいがために、かかる労力が大きすぎ…(汗)。
そこで発見したのがこちらの ↓ ↓
「鈴木こうじ」という麹専門店の、初心者向けのお試し手作り体験ができるキットなんです。
生の米麹と塩を混ぜたつぶし大豆と2キロのお味噌が入るフタつき容器がセットになっています。
少なめの2キロから作れるのがコンパクト。
勿論、味噌作りも超簡単。
米麹味噌作りキットを実際にチャレンジしてみました
通常、味噌作りをするときの工程はこんな感じです。
- 大豆を洗い、12時間程水に浸ける
- 鍋に大豆を入れて、かぶるくらいの水で火にかけてアクを取る
- やわらかくなった大豆をザルで水切り。(茹で汁は1カップとっておく)
- すり鉢で大豆をつぶす
- 大きなボウルを用意して麹のかたまりをほぐして塩と混ぜ合わせる
- すり鉢ですった大豆+塩を混ぜた米麹
- 大豆の茹で汁で固さをまとまるくらいまで、やわらかさを調節する
- それをボール状にまるめて、容器に投げ入れて、隙間を無くすように手で押さえる
という、この工程が、
- ボウルに米麹を入れて混ぜる。
- そこに塩入りつぶし大豆を投入。
- 混ぜてボール状に丸めて容器に入れて隙間を無くすように手で押さえる
というたった3ステップで完成するんです。
早速、やってみました。
米麹をほぐします。
つぶし大豆を入れて混ぜます。
丸めます。
容器にすべて入れたら、空気に触れないように平らにして、ラップをかけてフタをします。
と、30分程ではじめてのキットを使った味噌作りが終わりました。
あとは3~6ヶ月このまま放置です。
「…あら?3ヶ月後じゃ、今いただくお味噌がないわねぇ。」
ということで、せっかくなので、こちらの米麹と大豆を使ったらどんな味になるのか?も確認するために、鈴木こうじさんの手作り無添加米麹味噌を購入してお味噌汁を作って味見をしてみました。
すると、本当に美味しい!!!!
ほんのりと甘みがあってまろやかでやさしいお味で、確かにこれを飲んだら、スーパーのお味噌には戻りたくないかも。
お味噌って、実はスゴいんです!
「味噌は万能食である」と江戸時代の本朝食鑑に記載があるそうで、味噌汁は「医者殺し」と当時から言われているくらい日本人にとって健康のためにとても重要な食べ物なんです。
そう考えると、味噌はできるだけ良質なものを食べたいですよね。
今日作った米麹味噌が、3ヶ月後、今日飲んだくらい美味しい味噌汁を作れるお味噌になっていてくれると嬉しいなぁ。
子供みたいですが、お団子丸めるのって、結構楽しかったです♪