最近、体に優しい食べ物に変えたい!!と思っています。
野菜を新鮮なもの、できれば減農薬に取り替えたりもしたいのですが、まずはもっと身近な、お料理には欠かせない調味料を少しずつ良い物に変えていこうと実践中です。
で、今回は「みりん」を「福来純三年熟成本みりん」というのに変えてみました。
福来純 本みりんって?どんな「みりん」なの?
福来純の本みりんって、日本テレビ「満点☆青空レストラン」で紹介されたり。
フジテレビの人気番組「マツケン・今 ちゃん・オセロのGO!GO!サタ」にゲスト出演した佐伯チズさんが 「マツケンレシピ 」というコーナーの中で紹介していた、結構、有名な「みりん」なんです。
そのみりんがこちら。↓ ↓
福来純三年熟成本みりんの白扇酒造は、良質な素材と昔ながらの手造りにこだわる岐阜の蔵元です...
わたしが購入したのは500mlです。
福来純三年熟成本みりんは、良質な素材と昔ながらの手造りにこだわる岐阜の蔵元が作ったみりんです。
岐阜って、わたしの故郷なのですが、水がとても美味しいんです。
水を蛇口からそのまま飲めるんです!
それくらい自然環境は抜群です(自信を持って)。
そういう環境で丁寧に作られたものは、美味しいに違いない。
工場で大量生産されたものではなく、心を込めて作られた「本物の調味料」。
福来純三年熟成本みりんをワクワクしながら、お皿にちょっと出してみるとキレイな琥珀色〜。
指につけてなめてみると、麹の香りが良くて、甘いお酒の味がします。
しっかりアルコール分が入っているのを感じます。
このままでも十分飲めちゃうくらい芳醇な味わいです。
みりんがお酒やワインのように「芳醇」という表現をするものだと、わたしは福来純三年熟成本みりんではじめて体感できました。
一口なめただけでも、これで「煮っころがし」とかを作ったら、本当に「美味しい!!」というのが、すぐにイメージできてしまうくらい、今まで使っていた「みりん調味料」と、まったく味が違うんです。
「みりん」について
みりん(味醂)は、日本料理の調味料。「みりん風調味料」と区別するために、「本みりん」と呼びます。
みりんの種類
本みりん
蒸したもち米に米麹を混ぜ、焼酎または醸造用アルコールを加えて60日間ほど室温近辺で熟成したものを、圧搾、濾過して造ります。
熟成の間に、麹菌に由来するアミラーゼの作用により、もち米のデンプンが糖化され、甘みを生じる。
またコハク酸やアミノ酸(麹菌に由来するプロテアーゼの作用により生じる)が独特のコクを生じさせる。
熟成時に約14%程度のアルコール分があるので、酵母菌によるアルコール発酵(や雑菌の繁殖)が抑えられている。その結果、糖の消費が減り、日本酒よりも甘くなる。
みりん風調味料
酒税のかからない1%未満のアルコールに、みりんの風味に似せてうま味調味料や水飴等の糖分その他を加えたもの。
開栓後は外部から酸素や雑菌が混入し、酸化・腐敗しやすくなるので、冷暗所に保管し、なるべく早く使い切る必要がある。
発酵調味料
5-14%程度のアルコールを含むが、不可飲処理(1.5%以上の食塩を加えるなど)しているため飲用と扱われず、酒税のかからないもの。みりんタイプ、醸造調味料とも呼ばれる。〜wikipedia〜
みりんは江戸時代に清酒が一般的になる以前に甘みのある高級酒として飲まれていました。
現在でも薬草を浸したものを薬用酒(養命酒など)として飲まれています。
みりんはやっぱり、お酒としてそのままでも飲めるんですね〜。
今回購入した福来純三年熟成本みりんをなめてみて、それが解りましたもん。
お世辞にも「みりん風調味料」はまずくて飲めない…。
このあたりが良いものと加工品との差を感じました。
この福来純三年熟成本みりんで作った煮物、パートナーのkuniちゃんにも大好評で、「味がまろやかでコクがある感じ!」と言っていました。
確かに良い物はちょっとお値段が高価だけど、あまり「ジャバジャバ」使うものではないし、美味しいものが食べられる幸せ感を考えると、やはり良いものにしてよかったなぁ〜と思います。
何より、自分が作ったものが美味しいと、料理が苦手なわたしでも、「またあの味を味わいたいから作ろうかなぁ」なんて考えたりもするんです。
もっと幼い頃から、こういう「美味しい調味料で作ったもの」に触れていれば、レトルトパスタで食事を済まそうとか、食事なんて何でもいい…なんて思わなかっただろうと思います。
食育って、本当に大切だなぁと、つくづく思いました。