北千住からのロマンスカーMSEは「青いロマンスカー」と呼ばれています。
オランダの画家フェルメールが好んで使っていた光沢のあるブルーなので「フェルメール・ブルー」と呼ばれているとても美しい色の車体です。
2008年に従来の東京メトロ千代田線でデビュー。
1日数本しか運行していないので…、通勤時間ピークを少し過ぎた時間に、メトロの地下の駅に突然姿を見せる青い車体に、まだまだ驚く人も多いようです。
特急券を購入すると、いつもの通勤が旅に変わります。
そこには快適なリクライニングの座席がそこには用意されていて、乗車している人もあまりいません。
静かで、車内販売もあるので、コーヒーを飲みながらゆったりと、平日の”いつものメトロの駅の通勤風景”を眺めるのもいいし。
座席横に収納されているテーブルで快適にPCを操作したり、目を閉じてゆっくりするのもいいです。
勿論、トイレも完備されています。
この青いロマンスカーは一般席のみなので、普通に「町田に行こう」とか…通勤で使っている人も見かけました。
停車駅は東京メトロ線内は大手町、霞ヶ関、表参道に停車しますが、こちらは乗車のみできます。
代々木上原では運転士さんが交代(乗車はできません)。
小田急線内は成城学園前、町田、小田原、箱根湯本に停車し、乗車、降車のどちらもできます。
ようするに、東京メトロから小田急の路線をまたがって移動してくれる人の乗車を歓迎しているのです。
わたしは北千住から箱根湯本まで青いロマンスカーを利用したので、乗車料金が1330円、特急料金が1070円です。
ちなみに、このロマンスカーは新宿には行きません。
東京の東のほうに住んでいるかたには、わざわざ新宿まで行かなくても乗れるので、快適な移動ができますね。
箱根も近く感じました。