我が家は、食器類の収納には、キッチンのシンクの上にある作り付けの棚を利用しています。

普通のマンションのシステムキッチンなので、シンクの広さくらいの収納スペースで、観音開きの扉と右に開く扉がひとつづつ。

基本、そこにしか収納スペースが無いので、そこに入る分を”食器の数の限度”にしています。

たとえば、食器が増える原因になるのは、「かわいい!」と、ついつい気軽に買ってしまうマグカップ達とか、

結婚式の引き出物でいただいた食器類を、「せっかくいただいたから」とか、

「○○パン祭り」でパンに付いているシールが知らないうちに集まってしまい、白いお皿を貰ったり。

ゆるい感じで気を許していると、そこのスキにつけ込んで、食器がどんどん増えていきます。

収納スペースより食器棚を増やす…ということは、新しい収納スペースを考えなくてはならなくなるし、棚の購入費もかかるし、キッチンがより狭くなるので、使いづらくなります。

なので、食器は、決めた収納スペース以上に絶対に増やさない!とキッチリと強く決めておくことが、大切です。

断捨離 食器を増やさない秘訣は?

断捨離 食器
nesting Photo by sizima

食器の断捨離方法は、まず、使用頻度の高いものとそうでないものに分けます。

まずは使用頻度が高くて、とても気に入っているものはそのまま残しても大丈夫。

使用頻度があまり無いけれど、気に入っているもの、あるいはお客様が来た時に必要になる茶器類は最小限度にしています。

そして、食器を増やさないためには、実用的で応用の利く、何役もこなせるシンプルな食器や調理器具を持つことが大切です。

例えば、茶碗蒸しの器。

我が家は、湯のみを代用として使っています。

茶碗蒸し用の器は蓋がついていますので、湯のみを代用する時は、蓋の代わりにアルミホイルをかぶせて蒸します。

そして、調理器具も、茶碗蒸しを蒸す「蒸し器」や「せいろ」もありません。

蒸し器の代わりに、マスタークックというセラミック製の丈夫で扱いやすい、深めの土鍋を活躍させています。

この土鍋3合深鍋のサイズに、湯のみ(我が家の)がふたつ入ります。

ちょっと深さのある土鍋と蒸し板を1つ購入しておけば、お鍋もできるし、蒸し物もできるし、炒め物も、ゆでる事も煮る事もできます。(陶板があれば、さらにお肉も焼けます)

1台で6役と、土鍋は応用が利く調理器具です。

最近ではエコな女性の間で土鍋料理が人気。

電子レンジのマイクロ波は健康に良くないので、代わりに土鍋というかたもいらっしゃるようです。

食器は、丸いお皿とか四角いお皿とかグラタン皿とか…、和食と洋食のどちらを盛りつけても大丈夫なものを選ぶようにしています。

お客様の時にもお料理が盛れるような大皿も、お客様のいらっしゃる時だけじゃなくて、日常に、

たとえば、その大きめのお皿で「ワンプレートランチ」なんていう、ちょっと楽しい演出もすると沢山使う機会が増えます。

できれば食器もず〜っと大切に仕舞い込んであるよりは、いつも使ってあげたほうがいいと思うので、「ワンプレートランチ」ができる器を中心に選んでいます。

食器の収納のコツ

収納は使う頻度の高い物を、手の届く位置に収納します。

同じ種類のものを重ねて収納します。

でも、その際に、たとえば、使用頻度の高い同じデザインのお皿が5枚あったとします。

これを5枚全部1度に使うのであれば、全部同じ場所に重ねて収納すればよいのですが、我が家の場合は、夫婦2人なので、同じお皿が5枚あってもいつも使うのはほんの2〜3枚です。

そんな場合は、同じ種類でも、”本当にいつも使用する枚数分だけを手の届きやすい場所に収納して、あとの残りは手が届かなくても、見えない場所に収納します(思い出せない…という事もないので)

断捨離実践 食器

わたしは、この一番下の段と2段目までは手が届くので、2段目までは使用頻度の高いものを収納してみました。

四角いお皿とギザギザと模様がついた丸皿は、いつも使う2枚は手の届く位置に置いて、その他は一番上に収納しました。

お客様などで、人数が増えた時に応じて必要な時に上から取り出す感じです。

ちなみに、右開きの扉の食器の収納は、こんな感じです。

グラス類

一番したに使用頻度の高いグラス類を、2段目は水筒たちを、一番上はお客様用の食器です。

実用的で応用の利くシンプルなお皿が中心なので、あまり食器の数は多くないので、棚にまだ余裕があります。

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