わたしは冷え性の改善と健康のために靴下を4枚以上重ねて履いています。
靴下の重ね履きを始めてから、35.2℃と低かった平熱が36.4℃と高くなり、冷え性が改善されてきました。
そして、起きて活動している時は、勿論ですが、寝ている時も、わたしはしっかりと靴下を4枚以上重ね履きして寝ています。
それを友人に話すと、「え〜、靴下履いて寝るなんて気持ち悪くない?締め付けられて逆に冷え性を悪化させそう」と言われたり。
「靴下を履いて寝るのは体に良くない理由」として、ネットでも次のようなことが書かれていたりします。
靴下の締め付けで血流が圧迫されるので、血が巡らなくて足先が冷える。
寝ている時、足が汗をかく。それが蒸れて、冷えると余計に寒さを感じる。
でも、これらは”普通の日常にいつも履いている靴下”を連想されて言っていることです。
tingling tip toes Photo by Alex Holzknecht
わたし自身も、自分が「冷えとり」という靴下重ね履き用の靴下を試してみるまでは、やはり、普通の日常に履いている靴下を4枚以上履くものだと創造していたので、
「寝る時に靴下なんて何枚も履いてたら、足がキツくて苦しいんじゃないの?!」と思っていました。
確かに、普通の靴下は歩くために作られているので、
歩いているうちにズリズリと靴下が下がってきては歩きにくいので、足首のゴムのくい込みとか…クッキリ!と付くくらい締め付けが強いです。
そして、靴を脱着するたびに靴下が脱げていては困るので、足全体の形にぴったりフィットしているような構造になっています。
この”歩くために作られている普通の日常いつも履いている靴下”をそのまま夜寝る時に履こう!…としたら、…確かに血行は妨げられるし、寝ている間に靴下が湿っぽくなって蒸れたりもするかもしれません。
だったら、夜、寝る時に靴下を履くのなら、血行を妨げないユルさと蒸れない、汗を逃がして足の裏がサラサラしたものであれば良いので、
冷え性改善に靴下を履かれる時は、「冷えとり」専用の靴下に変えた方がいいと思います。
冷え性を改善する靴下の履き方
わたしはお昼や出かける時と、家で履く靴下を分けています。
よく「冷えとりで、靴下を重ねて外出しようと思うと、ファッションや靴が限定されてしまう」という声も聞きますが、
わたしは、わざわざ「冷えとり」に合わせてファッションを変える必要は無いと思っています。
今まで購入した可愛い靴たちも履きたいですし、カッチリとした服を着なければならない場面もありますしね。
なので、外出時は、内絹外綿の二重構造の靴下、または絹のタイツを履いて、冷え性対策をします。
職場でのOLさんきれいめ冷えとりスタイルに。肌に当たるのは絹100%。縫い目外側で刺激最小限絹... |
これでも素足やストッキングだけ…とは、まったく冷え方が違います。
化繊でかゆくなったりしないし、肌触りもいいですしね。
そして、家に帰ったら、本格的に冷え性を改善する「しっかり冷えとりモード」にします。
ちなみに、わたしは家にいる時と夜寝る時には「正活絹」という、「冷えとり」専用の、靴下を愛用しています。
写真は、左足は外出用に履いている靴下と、右足は家&寝るとき用の冷えとり専用の靴下です。(お昼用の靴下を脱いで履き替えたところを写したので、両足にゴム痕がついていますが…)
同じMサイズなのですが、靴下の編み目も左が「キュッ」と締まっているのに対して、右は、かなり薄くてふんわりしています。
重ね履き専用に作られているからこそ、こんなにユルユルで、夜寝る時も靴下を履いているのを忘れるくらい、とてもラクです。
そればかりか、足下がいつも柔らかな毛布にくるまれているようですごく温かくて心地いいのです。
寝ている時の汗は靴下の素材と履き方で解消する
そして、もうひとつ、「靴下を履いて寝ると、寝ている時、足の裏も汗をかく。それが蒸れて、冷えると余計に寒さを感じる」という問題ですが、
これは靴下の素材と履き方で解消することができます。
冷え性改善のための靴下の履き方は、一枚目を絹、次を綿…というように絹→綿→絹→綿…を交互に繰り返して重ねて履いてゆきます。
できれば、最初の1枚〜2枚はズルズルと歩く時に滑らないので、5本指靴下がおススメです。
そして、なぜ1枚目を絹の靴下にするのかというと、絹は体の毒素を吐き出さしてくれると共に、水分を逃がしてサラリとした肌触りを保ってくれるからです。
つまり、足の蒸れや冷えの原因になる水気を絹が逃がして綿が吸い取り、さらに絹が逃がして、綿が吸い取る…を繰り返すことになるのです。
靴下を4枚以上履くことで、一番外に履いた靴下はしっとりと湿ってはいますが、足の肌に一番近い靴下はサラサラ!
わたしは夏も靴下4枚を寝ているときにも履いていましたが、暑くてグショグショ…ということは一度もなく、とても快適でした。
そして、夜は体からの毒だしが活発になる時間。
デトックス効果のある絹の靴下を履いて寝るのは、温かいばかりでなく、積極的に体をキレイにしていることに繋がるんです。
このような理由で、わたしは起きている時も、寝る時も、靴下を4枚以上履いています。
おかげで、「冷え性」で眠れない夜とはサヨナラできそうです。