先日、「オーガニックレストランに行ってみたい!」と思って出かけました。
そのレストランには、「自然栽培野菜」と書かれており、調べてみると、「オーガニック野菜」と、ひとくくりに言うけれど、
実は、無農薬野菜と有機野菜と自然栽培野菜と、さまざまな農法の野菜作りが混在しているのを初めて知りました。
そして、今回調べて、ようやく、無農薬野菜と有機野菜と自然栽培野菜の違いが理解できたので、書いておきますね。
無農薬栽培野菜と有機栽培野菜と自然栽培野菜の違い
無農薬野菜
農薬を使わずに米や野菜などの植物を栽培する方法。
無農薬野菜&「化学肥料が使っていない」と書かれてあれば、有機肥料であることが多い。
農薬については他にも減農薬野菜というものがあります。
※減農薬については、ガイドラインが設けられています。例えばある農協のキャベツの「減農薬」の基準は、植え付けから収穫まで農薬を散布する回数が13回以下と決められているそうです。
有機栽培野菜
一般に”オーガニック”と言われるカテゴリーです。
有機農法は農薬を使用、不使用のどちらの場合もあります。
肥料は化学肥料でなく、堆肥や無機肥料を使用します。
堆肥は、主に、落ち葉やヌカや油カスや草木灰など植物系の肥料と、家畜の糞尿を原料とする動物系の肥料とが使われています。
動物系肥料などの場合、O-157やサルモネラ菌などを保有している可能性があり、それらを含む糞尿が十分発酵されないまま堆肥とされると、病原菌が残るリスクもあります。
何の肥料を使っているのか?は実践者によって違うので、これも難しいところです。
自然栽培野菜
無農薬で、有機肥料&化学肥料を使わないもの。
自然栽培とは、太陽の光や雨などの自然の恵みとともに、土が本来持つ力を最大限に生かす栽培法。
野山を再現して農作物を作ります。
不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(肥料を与えない)、無農薬(農薬を使用しない)など、実践者によってその作り方は異なります。
法律(JAS法等)では「自然農法」、「自然栽培」は定義されていません。
この自然栽培では、「奇跡のりんご」の木村秋則さんが有名ですね。
そして、今回訪れたレストランは、「自然栽培野菜」なので、”無農薬、無肥料のもの”をいただける!ということになりますね。
自然栽培野菜のレストラン「種の家」に行っていきました
訪れたのは、、越谷レイクタウン内、Moriの1階にある自然栽培野菜&米を使ったレストラン「種の家」。
ランチビュッフェ¥1,550をいただきました。
その日入荷した”旬の物”で料理をされているので、秋はジャガイモにサツマイモに、カボチャに…と、”ほっくり系”のお料理が多かったです。
こちらは、卵や乳製品、お肉や魚も無く、「大地の恵み」のみの、お料理です。
基本、野菜は生で食べるか、蒸してあるか、グリルするか、スープにしてあるか…の素朴な調理法です。
カブも人参も白菜もキャベツも生でサラダでいただいたのですが、すごく水分が多いんですね〜。
そして、クセがない。
サラダにかけるドレッシングも、お豆腐ドレッシングだったりで、とてもヘルシーで美味しかったです。
土日祭日のビュッフェは、90分の時間制限があるみたいですが、平日なので、ゆっくりとできました。
このレストランに行ったおかげで、無農薬野菜と有機野菜と自然栽培野菜との違いを知る事ができて、ちょっと勉強になりました。