そろそろ1月も末になってくると、わたし的に気になってくるのが、花粉症のこと。
毎年2月あたりから徐々に始まり、4月に盛り上がりをみせて、ズルズルとゴールデンウィークあたりまで鼻水が出ます。
本当に毎年、春は、わたしにとって魔の季節です…。
でも、最近、「花粉症対策には、ヨーグルトがいいんだよ」との情報が。
なぜ花粉症にヨーグルト??
ヨーグルトといえば「お腹、腸や便秘」などはすぐにイメージしますが、花粉とちょっと結びつかなかったので、
花粉症にヨーグルトがいいのはなぜなのか?を、調べてみました。
花粉症やアレルギーの原因は腸内環境のせい?
そもそも、花粉症などのアレルギーの原因は、「腸」にあるって、皆さんは知っていましたか?
わたしは、寄生虫を自分の腸で15年間も飼って、実験していたというカイチュウ博士こと、藤田紘一郎さんの本で初めて知りました。
アレルギーの原因は、意外にも、
「除菌、抗菌、殺菌などによって、生活が清潔でキレイになりすぎしまったことで、
腸内バランスが崩れ、それが原因でアレルギーなどの症状が出る人が多くなってしまった。」こと。
また、別の記事には、
腸内細菌のバランスの乱れがアトピー、喘息、糖尿病などの全身疾患の発症に影響を及ぼすことが大きな注目を浴びている。
抗生物質の服用によって生じた腸内細菌のバランスの乱れが喘息を悪化させるメカニズムを世界で初めて解明。〜筑波大学のページ〜
これらを読むと、薬によって、風邪などのウィルスのように、悪さをする菌の他にも良い働きをする菌までも除去されて、人間の体のバランスが乱れて、アレルギーを増やしてしまっていることは、事実のようです。
「アレルギーの9割は腸で治る」ならば、ヨーグルトの必要性も、すごくよく解る気がします。
中でも、ヨーグルトに含まれている「ビフィズス菌」が、花粉症には、特に効果的なのだそうです。
ヨーグルトのビフィズス菌がアレルギー改善に効果的
Bananas, Greek Yoghurt and Greek Honey Photo by Moonrhino
ビオフェルミン製薬株式会社は、京都薬科大学・薬理学分野の奈邉 健准教授との共同研究で、
ビフィズス菌と3種の天然植物エキス(甜(てん)茶(ちゃ)、シソの実、グァバ葉)の配合が、アレルギー性鼻炎モデルにおける鼻閉に対して1回の投与で 軽減作用を示し、
さらに継続投与することにより、ステロイド剤の効果に迫るほどの極めて強い効果を示すことを発見しました。
また、継続投与することにより アレルギー体質の改善効果も確認されました。
本結果は、2010年3月27日~30日に東京にて開催された「日本農芸化学会2010年度(平成22年度) 大会」にて発表しました。
〜ビオフェルミン製薬株式会社HPより〜
この記事からすると、花粉症には、甜茶、しその実、グァバ葉、ヨーグルトの組み合わせが花粉症には最強!…ということらしいです。
どんな配合率で最強の効果なのかはわかりませんが、少なくとも、日常、比較的手に入りやすい、甜茶とヨーグルトだけでも、少しずつ心がけることで、長期的に体質改善が見込めるかもしれない!
あるいは、「甜茶+しその実」というサプリメントも売られているので、それにヨーグルトを合わせてもいいかもしれない。
今年、2014年春のスギ花粉の飛散開始は、九州や東海地方は2月上旬、四国、中国、近畿や関東地方は2月中旬の見込みだそうです。
花粉の飛散数が多かった前年(2013年)に比べると30%~90%花粉の飛散量。
去年に比べて少ないとはいえ、鼻水のかみすぎで赤鼻のトナカイになっちゃったり、鼻づまりで夜も眠れないのは嫌ですもん。
コートを脱いだ、軽やかな春を、楽しめるように、今から、ヨーグルトのビフィズス菌で、早めに対策!ですね。