合成洗剤の石油系から作られた界面活性剤って、肌を乾燥させ、炎症を起こさせるので、人間の体にとって、あまり良いものではありません。

河川を汚す公害の原因としても有名です。

同じ界面活性剤でも、天然の卵黄や、大豆や純石鹸などに含まれている、天然の界面活性剤は安全で。

河川に流れても、ほぼ一日で分解されるそうなので、できれば天然のものを使いたい!って思いました。

我が家では、2ヶ月程前から、髪を洗うシャンプーを止めてお湯洗髪に。

そして、ボディーソープや洗顔料を止めてお湯のみで顔や体を洗っています。

そんな流れで、家中の合成洗剤を、すべて安全なものに変えてみることにしました。

シャンプー、洗顔用、ボディーソープ、ハンドウオッシュ、キッチン、バス、トイレ、洗濯用、毛糸用洗剤…などなど…、改めて家中の合成洗剤を集めてみると…。

界面活性剤 不使用 洗剤

もう、この写真におさまりきらないくらい、沢山の種類を使っていることに、ビックリ!

ただ普通〜に生活するだけで、こんなに色んな種類の洗剤が必要だったとは…。

一体何種類の天然系の洗剤に変えればいいのかしら〜?!(泣)と思って調べてみると、意外や意外!

石鹸ひとつで、大丈夫なんです!!

食器洗いのための洗剤、顔を洗うためのもの、洗濯用って…、何種類も分ける必要がないんです!

石鹸の場合、洗濯用も台所用も中身は同じ脂肪酸ナトリウム。

合成洗剤は洗濯用と台所用では 中身の成分が違うのでやめたほうがいいですが、石鹸は同じですからね。

心配な人は無香料を選べばまったく問題ないですよ。

と、「きれいに暮らす 簡単石けん生活」の著者、赤星たみこさん!

石鹸を使えば、自分と家族の体にも優しくて、河川を汚す原因として環境問題にもなっている”合成洗剤”の界面活性剤の害もなくなるし、エコ。

そして、なんといっても、こ〜んなたくさんの種類の洗剤が家から消えるのですから、と〜っても経済的!!

ついつい嬉しくなっちゃいました♪

純石鹸の粉タイプを購入してみました

我が家では、髪や顔、手などはお湯洗いなので、基本、石鹸がもうすでに必要でなくなっているので、衣類や住まい、食器にと幅広く応用が利く「粉タイプの純石鹸」を選びました。

購入したのは「サンダー・レッド」という、原材料は大豆油(醤油の油)のみ&純度99.9%の無添加の純粉石けんです。

サンダー・レッドは、口コミでも、水に溶けやすくて洗浄力があり、手も荒れないと評判が良かったです。

粉の色が、「大豆から醤油を造る工程でのものを使用…」のためか、ちょっとオレンジ色帯びた色をしています。

洗濯にはそのまま粉の状態で使えますが、キッチンの食器洗い用に、今回、赤星たみこさん推奨の「とろとろ石けん」なるものを作ってみました。

食器も換気扇も洗える「とろとろ石けん」の作り方

  1. 1ℓくらい入る間口の広めのフタ付き容器を準備。
  2. 粉石けんをコップ1杯入れる
  3. 少しずつお湯を加えながら練ってゆきます。→冷めると固まります。

ゆるくても、かたくても大丈夫。お好みの粉石けんの量、お湯の量でどんな堅さでも失敗無く、使えます。

ちなみに、我が家のサンダー・レッドで500ccの容器で作った「とろとろ石けん」はオレンジ色になりました。

界面活性剤 不使用 食器洗い

100均で購入した容器で作りました。

ここに指で(あるいはスプーンで)すくって、食器洗いのスポンジにつけて洗うと、普通の食器洗い洗剤のように細やかな泡が立ちます。

今まで、ジューサーにこびりついていた、人参リンゴジュースのガンコなオレンジ色が、この「とろとろ石けん」でジューサーを洗うようになってから、こすると、本当にキレイに落ちて、真っ白になってくれるのには驚きました!

赤星たみこさんが「換気扇の汚れも、面白いほど良く落ちる!」と書かれていましたが、その言葉も解る気がしました。

年末、網戸の汚れの落とし方などが本に書いてあるので、楽しく大掃除できそうで、今から楽しみです♪

この粉石けんひとつで洗濯も食器洗いも、トイレもお風呂も網戸も洗えるのですから、すっごく経済的〜。

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