キッチンの掃除の中でも、最も大変なのが換気扇掃除。
毎日ゴシゴシとこまめに汚れを落とす場所でない分、「いざ、掃除」となると、ベタベタになっている油汚れに、「ああ、面倒くさい…」と、やる気がなくなります。
汚い上に、掃除しながら、ネトネトと自分の手にからみついてくるところも苦手…。
でも、そんな換気扇の掃除について、「換気扇の掃除は、いつもわたしと主人の取り合いなんです!」と言っているツワモノを発見しました!
換気扇の油汚れを簡単に落とす方法を試してみました
え?あの面倒な、できれば誰かに、代わってやってもらいたい換気扇掃除を?!
本当に夫婦で掃除の奪い合いになるの???
「きれいに暮らす簡単石けん生活 洗濯物が真っ白、台所ぴかぴか…シンプル家事のすすめ」という本を読んで、最初は「うそ〜。冗談じゃないの〜??」と思いました。
そこまで書かれていては試さずにはいられません!
それで、「これでキレイに落ちるなら、わたし、掃除マスターじゃん♪」などと思いながら、早速、本に書かれた換気扇の油汚れを落とす方法を試してみることに。
用意するもの
- 純粉せっけん
- お湯
- 新聞紙
- ボロ布&スポンジなど
わたしは、日頃からお洗濯に使っている「サンダーレッド」という、本醸造のしょうゆ造りの過程で採れる大豆油を使った、純度99.9%の粉石けんを使いました。
大豆油は固まる温度がとても低いので、大豆油で作った石けんは水でもよく溶けるし、大豆に含まれている、保湿効果のあるグリセリン、スクワレンといった成分が手あれも防いでくれるのです。
「サンダーレッド」はちょっと赤っぽい粉です。(別にこれで衣類を洗っても色はつきません)
粉石鹸はお湯に溶けて、冷めると固まります。
この純粉石けんにお湯を入れて混ぜ合わせて、まずは石けん液を作ります。
粉石けんの量がお湯に対して多ければ”固め”の、少なければ”ゆるゆる”の石けん液ができるので、今回はお湯多めの”ゆるゆる”タイプを作ってみました。
まずは汚れまくった換気扇のフードを掃除すべく、汚れに、新聞紙を並べ、そこに石けんを流して湿布します。
(…いろいろボロ布とか置いてあるのは、恥ずかしいから、気にしないで…。)
30分程放置して、スポンジでこすりました。
わたしも換気扇掃除にハマるかも!
浮き上がった汚れを優しくスポンジで洗い流してみると…。
こんなに汚かった換気扇のフードが。
<Before>
↓ ↓
<After>
アップにして比べてみると…。
<Before>
↓ ↓
<After>
まるで新品のように、換気扇のフィルターが、輝いているのが一目瞭然でわかります!!
本当に、純粉石けんってすごいっ!!
あれほどネトネトしていた油汚れが、こんなにスッキリと落ちるとは、本当に驚きました!!
…確かにこんなにスッキリと油汚れが落ちれば、掃除のやりがいもあるし、何と言っても爽快感がある!
特に憂さ晴らししたい時なんて、最高かもしれない。
しかも、やさしく汚れを拭うように洗うだけで、短時間でここまでキレイ!
純粉石けんって、エコなだけじゃなくって、キッチリ、仕事ができるヤツだったんですね〜。見直しました。
…そして、逆に、今まで使っていた、油汚れに強い色々配合して作られた「合成洗剤」って、何だったのだろう??と思たりしました。
わたしも換気扇掃除にハマってしまいそうです。