断食&塩水腸内洗浄を3日間行う予定でいましたが、年末、パートナーのkuniちゃんのご両親に会う事になり、
断食の回復食途中でお会いするとあちらで「ご飯がいただけない!」ということにもなりかねないので、急遽2日で切り上げ、「おかゆ」のメニューの回復食に入る事になりました。
おかゆメニューの回復食の期間は2日間で、3日目から通常の食事ができるようにしました。
回復食の期間は、断食した日数と同じくらいが理想的なんです。
断食後の回復食が重要なのは?
断食によって、胃腸がお休みモードになっています。
例えば、わたしたちも、まだベッドで横になっている状態で、「ほら仕事仕事〜!」と大声で急かされたら、
心臓がドキッとして、まだ、よく体と頭が動かないから、通常の半分も仕事なんて処理できないのと同じで、
胃腸がお休みをしていた後に突然普段のお食事をしてしまっては、消化不良も起こりやすく、胃腸に負担をかけてしまいます。
そして、食欲が高まっているので、体は沢山食べられないのだけれど、心は食べたい気持ちでいっぱいになっているので、
1回に食べられる量は少なくてお腹は満腹なのだけれど、「もっと!」と心が求めて、ず〜っと食べちゃう!なぁんて状況になりやすく、
そうなると、逆に沢山食べてしまってリバウンド!!なんて危険性もあるのです。
そんな、「失敗」をしないために、断食後の回復食こそ、キチンと、少食を貫くメニューにすることが大切です。
断食の回復食は、おかゆ以外はどうなの?
Dragon´s Rice Photo by el patojo
断食の回復食は、やはり「おかゆ」が一番食べやすいと思います。
お米はエネルギー効率の良い炭水化物で、特にデンプン質を多く含んでおり、口当たりもよく、栄養価が高いです。
お米をはじめ、パンやソバやうどんなど、「主食」になるものは、同じようにエネルギー効率の良い炭水化物&デンプン質を多く含んでいます。
断食後、胃がいつもより小さくなり、あまり量を食べられないとき、これらの主食になるものを、いつもより柔らかく調理することで、少量で栄養を摂る事ができます。
そして、主食に含まれる「でんぷん質」が多いほど、粘り気があり、口当たりが良くなります。
その性質を利用して、お米を「ご飯」ではなく「おかゆ」にすることで、さらに粘り気が出てトロトロになります。
喉越しも滑らか、消化もラクで、胃腸にも負担がかかりません。
ソバやうどんなども、茹で方によって、やわらかく消化良くも調理できる点では同じですが、大きく違う点があります。
それはソバやうどんは、基本、すすって食べるので、”喉を通す”という感じで、噛むことはあまりしません。
お粥は一度口に含み、噛んで食べるので、唾液が出ます。
唾液は、水、電解質、粘液、多くの種類の酵素から構成されているので、噛めば噛むほど、胃腸の消化吸収を助けることになります。
結果、ソバやうどんを食べるよりも、咀嚼するという点で「おかゆ」が、胃腸にやさしいのです。
そして、できれば、回復食の「おかゆ」を食べるとき、普通のご飯をいただくときのように、一口一口よく噛んで食べると、さらに胃腸を大切にできます。
断食 回復食 実際に食べたメニュー
実際に、わたしが食べた回復食はこんな感じです。
我が家では、日常的に1日2食(12時と6時くらい)なので、回復食も1日2食です。
断食 回復食 1日目
昼:人参リンゴジュースにお粥(ご飯茶碗1/2)に鰹節とお醤油をかけて。
夜:海苔たっぷりのお味噌汁にお粥(お茶碗一杯)を梅干しで。
回復食2日目
昼:具沢山お味噌汁&キャベツのサラダ
前日、おかゆをお茶碗一杯食べましたが、ちょっとお腹が重い感じがしたので、主食を控えてお味噌汁は具沢山にしました。
こんなふうにお腹の調子に合わせて回復食を進めてゆきます。
夜:お豆腐を入れたお鍋にしました。(お鍋からよそったところです)
豆腐のお鍋を味噌汁椀2杯程度+おかゆをお茶碗一杯+梅干し一個です。
そして、3日目からは、通常と同じように、白米を普通に炊いた食事に戻りました。
断食&塩水腸内洗浄をしてみて
お通じも柔らかく出たので、お腹ぽっこりが無くなり、お腹の中がとても軽くなりました。
「ああ、このお腹の状態が、ずっと続けばいいのに…」。
塩水腸内洗浄は、自分が想像したよりもずっと、塩水1ℓを飲むのは、飲みやすかったのです。
ですが、やっぱり、元々、わたしには日常的にお水を飲む習慣がないので、
お水を一気に1ℓ飲むのは、プレッシャーを感じるので、気分的に何回もしたくないかも。
正直、自分で決めたのに、前の日、楽しみだけど、緊張しすぎて眠れなかったしね(笑)
今回の断食&塩水腸内洗浄で、体重は0.5㎏減りました。
この数日間だけで体重を減らすのは、一時的なもの。
それよりも、断食&塩水腸内洗浄をしたあと、お腹がリセットされて、スッキリとしているので、
それを利用して、これからの食生活などで、どう維持していくか?が最大のポイントだと思います。
回復食の後、どか食いすれば、体重は増え続けるでしょうし、少食にすれば、さらに体重を減らす事も可能だと思います。
断食&塩水腸内洗浄を終えて、今は、ペッタンコなお腹が嬉しいので、さらに、”食生活を少なめ”を続けたいと思っています。
■今回の断食&塩水腸内洗浄の記録はこちら
宿便の出し方 断食と塩水腸内洗浄をやってみます