今日から断食をしてみることにしました。

ダイエットのためでもあるし、ここのところ1週間ちょっと胃痛があるので、

一度お腹の中をキレイにしてリセットしてあげるのもいいんじゃないかって思いました。

断食の効果は?何キロ痩せる?宿便は?

断食 3日
Silhouette 3 - Surya Namaskar Photo by Mahesh Telkar

断食をするとどんな効果があるのでしょう。

効果を簡単にまとめると。

  • 内蔵機能を休ませる
  • 余分な脂肪や毒素をデトックス
  • 胃が小さくなるので小食でになる
  • 体重減少

食べ物の消化吸収には結構時間がかかります。

大体、通常3時間ほど胃で消化され、小腸に運ばれます。

そして8〜12時間で排泄されていきますが、食べる素材によっても、量によっても、その時間は異なってきます。

特にタンパク質(肉、魚、卵、乳製品、木の実、種子類)の消化には、最も時間を要します。

肉を食べて、サラダを食べて、ご飯を食べて、スウィーツを食べて…と複合になると、体の中に8〜72時間もとどまってしまうこともあるそうです。

72時間というと…3日!!!

丸々3日間もの間、休まず消化活動を続けているのに、一日3食ドッカリと食べていては…それは胃腸を働かせ過ぎですね…。

そんな働きすぎている内臓機能を3日の断食でやすませることができます。

休ませる事によって、内蔵機能の働きを取り戻して、活発化。

それにより、体内の老廃物がデトックスされます。

それによって、下痢になったり、持病を持っていらっしゃる方は一時的に悪化したように感じることもあるそうです。

ちなみに断食をWikipediaで調べてみると、

食後7時間程度で発生する空腹期強収縮、および断食明けの食事を摂取したことに伴う胃・大腸反射により、便通に改善がみられる。

と書いてあり、お通じが良くなりそうです。

ただし、宿便と言われるような(腸のひだに溜まった便)が排泄されるということは無いそうです。

…というか、「便が腸のひだにベットリとくっついている」…というのは腸の内視鏡検査をしてもあり得ないのだそうです。

そして、断食3日実践して起こる体重の減少は、大体0.5〜2㎏くらいだそうです。

断食で食事を一時的に3日間減らして体重が変わる…というよりも、断食後、体の内蔵機能が復活したおかげで活発になるデトックス効果や。

3日間で以前より胃が小さくなって、1回の食事も、今までほどの量は食べなくても満腹感を得られるのを利用することのほうが価値が高いです。

この断食を機に日常的に食事の量を”八分目”くらいを習慣化すれば、スリムに加速がつきます。

そして、断食の適切な期間を調べてみると、3日。

とくに断食ダイエットで脂肪だけを燃焼させたい場合などは3日以上は好ましくないようです。

なぜ断食は「3日」なの?

断食中
Photo by (matt)

3日を越えると、なぜ好ましくないのでしょうか?

  • 口臭や体臭、汗のにおいが臭くなる
  • 筋肉量が減る恐れがある
  • 基礎代謝が落ちて太りやすくリバウンドしやすくなる

食べ物を摂らない時、人間の体はエネルギーを食べ物以外から摂取する方法を探しだします。

最初は脂肪に蓄えられた脂肪酸やタンパク質の組織からブドウ糖などをエネルギーとして使い始めます。これにより、脂肪が減ります。

これが断食1〜2日で起こると言われています。

さらに断食を続けると、これらのエネルギーで体の働きを維持するのが追いつかなくて、今度は、肝臓で脂肪酸などを分解してケトン体と呼ばれるものが生成されるようになります。

このケトン体が作られると、とっても臭いんです!

脇汗とか口臭、体臭に酸っぱ臭い匂いがプ〜ンと…。

ダイエットはしたいし、デトックスもしたいですけれど、これはちょっと…ね(汗)。

3日以上断食期間が長くなると、脂肪燃焼どころか筋肉が少なくなって、基礎代謝が下がる恐れも出てきます。

基礎代謝が下がると太りやすい体質になるし、運動能力も低下。

それとともに一時的に痩せてもリバウンドしやすくなってしまうのだそうです。

そういう理由で、自宅で安全に断食ができるのは最高3日までのようです。

それ以上の断食は専門家に指導を受けながら行う方が良いようです。

3日だったら、週末の金曜から始めて土日のお休みを使って気軽ににできますしね。

次回は、断食のやり方を詳しくわたしが実践したものを書いてゆきますね。