スライランカ、アーユルヴェーダのスペシャルデトックスはまだまだ続きます。
お次は目のトリートメント。「ネトラバスティ」とか「アクシタルバナ」とか呼ばれています。
目を浄化し機能を高めるネトラバスティ
ネトラバスティはパートナーのkuniちゃんもわたしも受けた、アーユルヴェーダでは結構ポピュラーな施術。
静かに目を閉じて軽く目の周りを軽くマッサージ。
その後、セラピストさんが小麦粉を練っています。
ほんのりハーブの香りがします。
小麦粉にもハーブが練りこまれているのかしら?
目を閉じて、目の周りに小麦粉の土手を作ってもらいます。
しっかりと、隙間がないように小麦粉を肌に密着させてゆきます。
そしてタラ〜リとゆっくりと黄色いオイルが閉じた目に注がれます。
このオイルはギーという温めたバターです。
「Open Your Eyes」というセラピストさんの声で両目を開けると、目の前にはトロリとした黄色い世界が広がった。
ほんのり温かい黄色いとろみのある世界を見るのは生まれてはじめて!
ネトラバスティをやる前は「バターなんて目に入れて痛く無いの??」とちょっと怖かったけど、全然痛く無い。
このネトラバスティは眼球の汚れを取り除いて目の機能を高める、目の老化防止。
頭痛の予防、睡眠を促す効果があるらしい。
「Close」と言われて目を閉じる。
さらに「Repeat」と言われて、目を開けたり閉じたり、パチパチと何度も繰り返しました。
そして最後に「Close」とセラピストさんに言われて目を閉じる。
テイッシュのような柔らかいものでオイルを吸い取り、小麦粉の土手を外し、軽く瞼のオイルを拭き取り、終了。
終わったあとは、なんだか視界にモヤがかかったみたいで、ぼんやり。
目がぼんやりとだるくて重たいので、なんだか目を閉じていた方がラクな感じ。
今日1日はPCも新聞も読書もダメ。
風や雨、日光、ほこりを避けます。
目をできるだけ閉じて休ませて過ごします。
つまりは、「寝る!」ってことかな?(笑)
髪を洗うのもダメ。体や顔は濡れタオルで拭くくらい。
冷たいものと重い食事は避けて、カード(水牛のヨーグルト)とスイカ、緑色の葉野菜は体を冷やすので避ける。
パートナーはこのネトラバスティの他に、耳の穴にオイルを垂らす「カルナブルナ」も受けました。
ベッドで横になって、片耳ずつ耳の穴が塞がるまでオイルが注がれます。
オイルがポコポコポコポコと音がして耳の穴の中に入っていくので、「耳の鼓膜は大丈夫か?!」と心配になるけれど、そこまで到達しないうちにオイルが止まります。
しばらくオイルを入れたまま放置して、綿でオイルを吸い取って、その後、耳の穴に綿を入れて、もう片方も同じようにオイルを耳の穴に注ぎます。
終わってお部屋に戻った時のパートナーは、両耳に綿を詰めていました。
この耳の穴に詰められた綿は3時間後に外してもいいそうです。
ネトラバスティのあとの目のぼんやりは夜も続き、次の日もまだ目が重く、視界に幕が張ったようでしたが、昼くらいには、なんだかスッキリとして、景色が心なしかくっきりして見えるようになった。
パートナーの耳も、なんとなくスッキリとしたようです。
オイルを穴に入れるだけでスッキリするだなんて、ちょっと不思議。
いつものように血走った疲労困憊の目じゃなくって、子供のようなピュアな瞳に近づけたかも。
パートナーは先日のナスヤで鼻の穴にオイルを垂らし、そして目と耳の穴…。
次の日は、彼は浣腸も控えているので(わたしはなし)、体の穴という穴にオイルを入れまくって、キレイになる感じ。