「冷えとり」を始めてから、そのデトックス効果に、いかに自分が体を大切にしてこなかったのか?毒素を溜め込んでいたのか?がよく解りました。

そして、最近、その毒素の排泄器官のひとつである「肌」にも自然に目がいくようになりました。

肌の新陳代謝を良くして毒素も出したいし、勿論、女性なので美肌にもなりたい!

それで、宇津木龍一さんの本「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」をきっかけに、今までのメイク、スキンケアを見直してみる事にしました。

スキンケアのし過ぎが重症の乾燥肌の原因

著書の宇津木龍一さんは元々は重傷のやけどなども扱う皮膚科のお医者さまです。

北里研究所病院で美容ドックを行っていた頃に、日頃から格別にスキンケアへの意識の高い患者さんが多数来院。(3万円以上支払って、肌の診断されるかたですから並の興味ではないでしょう)

ご本人たちは肌トラブルを特に感じていないようでしたが、マイクロスコープで見ると、実に8割のかたが重症の乾燥肌。

おまけに毛穴が炎症で真っ赤になっていることに驚いたそうです。

これは肉眼では見えないそうなので、化粧品の連続使用で気づかないうちにひどくなるそう。

そして、基礎化粧品を休んでもらうと、乾燥や炎症は劇的に改善され、また再び基礎化粧品を使うと、悪化したそうです。

「キレイになりたい」と思ってつけている、ほとんどの化粧品に含まれている油や界面活性剤が、肌のバリアを壊し、荒れさせてしまった挙げ句、

さらに皮膚の新陳代謝を悪くして、シワやシミ、たるみなどの原因を作っていることが解ったのです。

本を読みながら、わたしが今まで使ってきた高価な美容液や保湿力が高そうな化粧水が脳裏に浮かびました…。

でも、それが逆効果だったなんて、…言葉がでないくらいショック。

しかも、40代後半のわたしは何十年そんな肌に毒をつけ続けてきたのだろう?と考えると、恐ろしくなりました。

スキンケアをやめれば、何歳からでも肌は再生する

でも、救いの言葉がありました。

「クレンジング、美容液、化粧水、ファンデーション、ベースメイクのすべてを断ち、最終的にはせっけんも使わずに水で洗うだけのケアにすれば、何歳からでも肌は美しく再生する」

と書かれていたことです。

「40歳後半からも美しさを取り戻せる!と言うなら、やってやろうじゃないの!」と思い、自分の持っているすべての基礎化粧品を集めました。

スキンケア

クレンジングに洗顔料、BBクリーム、UVクリーム、ベースメイククリーム、コントロールカラー、クリームファンデーションにフィニッシュパウダー…などなど、基礎化粧品が沢山ありました。

これらすべてを今日、捨てて、新しい洗顔法を試してみることにしました。

宇津木先生の美肌法の基本

  • 体内の温度より少し低めの35度以下の「ぬるま水」で洗う
  • 両手を洗面器のようにして顔を浸し、そのまま静かに手のひらを顔に付け、くっ付けたり離したり、押し洗いをする。(10回。こするのは老化の第一歩なので、絶対にこすらない!!
  • 顔を拭く時も、やわらかいタオルで押すように水気を取る(こすらない)
  • もし、乾燥が気になるようなら「日本薬局方の白色ワセリン」を米粒半分くらいを薄く手のひらに伸ばして、気になるところに手のひらで押し付け。(これも、こすらない)

黄色のワセリンは純粋ではないので、必ず白色ワセリンを使ってください。

あと、メイクをするならポイントメイク(アイシャドー&口紅)だけを。

どうしてもファンデーションが必要な時は、パウダータイプがおすすめ。

それも、ファンデーションよりも「お粉」「おしろい」と呼ばれているフィニッシュパウダーのほうが油分、界面活性剤が一切含まれていないので、肌への負担が少ないそうです。

実際に、この宇津木先生のスキンケアしない美肌法を試され、「肌断食」という本を出版された翻訳家の平野卿子さんは、

水洗顔とノースキンケアで、ほんのたまにワセリンをつける程度だそうです。

平野卿子さんが肌断食の仕方について詳しく語っている動画

60歳半ばとは思えないくらい美肌〜!!

この動画の中で、平野さんは、こちらの↓「ミネラルファンデーションのパウダーを使用している」と話しています。




パウダーファンデーション

絶対に肌をこすってはいけないので、パウダーファンデもブラシでクルクルつけるのだそう。

さらに、これから夏の焼け付くような日差しにも、パウダーは光を散乱させる働きがあるのでSPF表示がないものでも紫外線防止効果があるそうなんです。

こんなふうにメイクをした日は平野さんは純石鹸で押し洗いをするそうです。

わたしも平野さんを見習って、スキンケアしないで美肌を目指したいと思います。