今日は図書館に行ってきました。

いろいろ本を読みたくて、興味がある本を片っ端から借りたら…、ナント!7冊も!!

図書館の貸し出し期限は2週間。

2週間で7冊…、単純計算して2日で1冊…。

でも、どの本も削る事なんてできない!読みたい〜!!…というとき、通常の読み方でなく、速読力を上げて読む方法があります。
速くて、しかも、自分が知りたかった情報は抜かり無く抑えて読む方法の手順は、こんな感じです。

1.この本を何故読みたいと思ったのか?意識する。

2.この本を読みたかった理由についての答えが書かれていると思われる場所を、キーワードを意識してパラパラと読む。

3.答えらしきもののおおよそのアウトラインが掴めたら、次は「キーワード」を深く掘り下げてゆく。

4.時間があればその他の興味がある部分も読む

という風に、なんとなく読むのではなくて、必ず「目的」を意識して本を読むんです。

その本を読みたくなった「目的」があったことを思い出そう

本
Il Mondo è un bel Libro... Photo by Jody Art

「この本を読みたい!」そう思ったとき、必ず、その本に惹かれた理由があります。

「今、興味がある分野だったから」とか「この本を読んだら、知りたかったこんなことが解るかも!」という目的と期待を持って「この本を読みたい!」と選んでいるはずです。

その「何故この本を読みたいと思ったのか?」その「目的」をまずノートに簡潔でいいので書いてみます。

ノートに書いておくのは、ページ数の多い情報量の多い本になると、読んでいるうちに「読みたかった目的」を忘れて、他の部分もついつい読んでしまいがちだからです。

まずはパラパラめくりで大雑把に眺めてみる

次に、読むというよりも「眺める」くらいの気持ちで、パラパラと本をめくりながら、その自分が知りたい事(キーワード)が書かれていそうな部分を抽出して見てゆきます。

たとえば、わかりやすい例をあげると、この「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」という本の場合。

わたしは「どういう食事をすれば自然治癒力が引き出されるのか?その根っことなる考え方の基本」を一番知りたくて本を手にしました。

本の目次には「体調を整える食べ方」とか「この症状にはこの手当て」…なんていう項目もありますが、色々読んでいると頭の中に、情報があちらこちらに散乱してしまうので。

今、知りたい以外のものは削る!デトックスする!くらいの勢いで、シンプルに、自分にとって一番必要な知りたい情報だけに忠実に読みます。

この場合は、「どういう食事をすれば自然治癒力が引き出されるのか?その根っことなる考え方の基本」なので、まずはそのキーワードにヒットすると思われる箇所だけを読みます。

本を読んでいくと、病気の原因は自然から離れたことで、まずは自分の住んでいる自然の(地元の)ものを食べる、ということであったり。

食べ物には「陰」と「陽」があり、バランスよく食べることが大切ということを、キーワードを基本に真っ先に読んで、その「幹」になる考え方を知る事ができました。

2巡目は、今、湧いてきた好奇心や疑問に沿って読む

一巡目で自分が知りたい事のアウトラインが知れたら、「じゃ、その自然な陰陽のバランスが摂れた食生活ってどんな感じ?」「とか具体的な献立方法って??」を知りたくなってきます。

この、知りたい部分を読んでから新しく湧いてきた疑問や好奇心をノートに書いて、それについて読んでいきます。

この方法で読むと、効率よく自分の知りたかった事柄に付いてポイントを抑えて読む事ができます。

本も雑誌も「楽しむために読む」とか「小説を読むとき」は、最初からしっかり時間をかけて味わって読むのが良いのですが。

何かを知りたい時に本を読む場合は、読書も情報量が多いので、自分にとって不要な部分はカットしてシンプルに読むのがしっかり的を絞って読めるのでおススメです。

ちなみに、わたしが参考にした速読法は「あなたもいままでの10倍速く本が読める」です。

ポール R.シーリィ
フォレスト出版 2009-11-09
¥ 1,400

「速読本」ってなんだか読みづらいのが多い中、この本だけはすぐに読めた!という本です。

なにしろ、この本自体がその速読方法で読むように構成してあるので。

本を読む時もデトックスしてシンプルにするって大切なんですね〜♪