朝は1日で最も”爽やかさ”を感じられる時間です。

このフレッシュな朝の時間、わたしは毎朝「なりきり未来日記」を書いて過ごします。

夢を叶えるために、朝、「なりきり未来日記」を書く

「なりきり未来日記」とは、1ヶ月後、あるいは5年後の自分になったつもりで書く日記のこと。

わたしは、未来の自分のイメージのアイコンを「オードリー・ヘップバーン」と心に決めています。

オードリー・ヘップバーン_ローマの休日」の検索結果_-_Yahoo_検索(画像)

あ、言い訳するわけじゃないですけど、未来のイメージは「今のわたし」と顔も形も全然違っちゃっていいんですよ〜。

現実のわたしが50歳間近でも、ちょっと未来のイメージは、ヘップバーンのような気品とクリクリとよく動く好奇心いっぱいの瞳と聡明さ落ち着き透明感、いたずらっぽさを持った光り輝くような女性なんです。

その「ヘップバーンなわたし」になりきって日記を綴るので「なりきり未来日記」。

起きたての、まだちょっとぼんやりしてリラックスしたアルファー波に近い脳の状態は、夢を叶えるイメージを潜在意識に届けるのに、最適な時間です。

いつもは「なりきり未来日記」を起きたらすぐに、朝食前に家で書いているのですが、たまには場所を変えて”いつもと違う雰囲気”で書いてみるのもいいんじゃないかと思うんです。

たとえば、「高原のホテルで迎えた朝」に日記を書いたら…

高原
The flower garden of the plateau Photo by N.kimy

いつもは、起きたらすぐに着替えて家で日記を書きます。

時間も限られているし、パートナーのkuniちゃんの朝のジュースや飲み物の用意もあるわけですよ。

それをやりながら、「なりきり未来日記」を書くのって、ちょっとイメージが途切れたり…集中できなかったり…、まぁそれは慣れているのでいいんですけど。

たまには、ジュースや朝食の支度無く、ずっと「なりきり未来日記」の世界に浸りたいんですよね〜。

そんなとき、「ああ、これが高原のホテルで迎えた朝のブレックファーストの時間だったらなぁ」って思うんです。

「高原のホテルで迎えた朝のブレックファースト」をイメージすると、”旅先で目覚めた朝”は、それだけでいつもと違う新鮮さがあります。

窓を開けると、水分の多いちょっと冷たくてさわやかな風が頬に感じてみたり、土の香りから、周りを取り囲む雄大な緑を感じる瞬間があったり。

フレッシュな空気の中、ウッディーなテーブルに置かれたフレッシュジュースや焼きたての美味しそうなパンに、産みたて卵で作られた美しく形の整ったオムレツや、瑞々しい採れたてのグリーンサラダ。

これらを食べると、体の細胞の隅々まで、そのフレッシュさが広がって、すべてがリセットされて、生まれ変わったような気分になれます。

そして「なりきり未来日記」を書いているうちに、どんどんわたしはヘップバーンになって、旅の間中、ヘップバーンでいられそうで、かなり気持ち良さそうです。

毎日、「高原の朝」を迎えられるわたしだったら…、どんなに素敵でしょう!

毎日を、…いいえ、週に1回でも2回でも、この「高原の朝」のような気分で迎えることができれば、どんなに素敵でしょう!

…でも、現実的には…悲しいかな。毎朝、高原に行く事ができません。

たまの休日、実際に高原の素敵なホテルでブレックファーストと洒落込んでもいいのですが、それもなかなか難しいし、もっと身近で「同じ気分」を体験できればいいなぁ。

ファミレスのモーニングは意外にも「高原のホテルの朝」の雰囲気に似ている?!

わたしが「高原ホテルのブレックファースト」の話をパートナーのkuniちゃんにすると、「よし!COCOS(ファミレス)のモーニング(バイキング)に行こう!」と言ってきました。

「え〜。どうせなら、もっと素敵な場所でモーニングをしたいよ〜!」って思いました。
ファミレス

「高原ホテル」のイメージとは、”風格”みたいなものが違うし、お値段も違うし、当然、朝食のクオリティーだって違うのに、どうしてそこに行こうって言うかなぁ〜?!って思っていました。

ですが、実際にCOCOSに行くと、その考えが、見事に覆されてしまったのです!

お店のお客様の人数が、本当に昼や夜と比べて圧倒的に少なくて、とても静かだったんです。

バイキングで並べられているパンの種類も6種類くらいあったし、トースターで温める事もできるし、和朝食用の納豆やみそ汁なんてのもあるし、ちょっとした”高原ホテルの品数少なめなバイキング”の雰囲気。

朝食

そして、ファミレスはなんといっても、食事を摂りながら、ちょっと本を読んだり、PC開いたりするには最適なテーブルの大きさだし、いい感じの席間。

さらに、朝は、大きめな窓からさわやかな朝陽が差し込んで、明るいし、開放感たっぷり。

窓の景色が”いつもの”車が行き交う風景でも、不思議と自分の心が優雅に変化しているためか、どことなくゆったりとして見えるのが不思議。

朝食バイキングは7時〜10時30分までなのですが、その時間以降も、飲み物は飲み放題なので、時間制限も緩く、ゆっくりと朝の時間を好きなだけ過ごす事ができます。

音楽も朝はクラシック調の音楽が流れているのですが、モーニングの時間からランチの時間に切り替わる11時過ぎには、軽快な音楽に変わっていて、ものすご〜く考えてあるなぁ、とちょっと感心してしまいました。

本物の「ホテルのブレックファースト」を考えれば、随分お値打ちに同じ雰囲気を楽しめるんだなぁ、と今回の体験で、ファミレスを見直しちゃいました。

パートナーのkuniちゃんが以前、朝、出勤前にファミレスに通っていたことがあるので、平日の朝の、その「落ち着く雰囲気」を知っていたんです。

彼曰く、「モーニングが通常のカフェよりも¥699(土日祭日¥799)と、ちょい割高だから、人がいない」のだそう。

まぁ、敢えてホテルと違う難点を挙げるとすれば、お客様が来店すると「ピンポンピンポン」とけたたましく時々チャイムが鳴る事でしょうか。

ですが、チャイムが鳴り続ける11時くらいまでなら、かなり気分良く「なりきり未来日記」が書けます。

iPhoneの音楽をイヤホンで聴いて、自分の世界に浸りながらだったら、全く気になりません。

でも、COCOSに行った事で、ちょっと雰囲気を変えただけで本当の高原まで行かなくても、身近なところで”イメージ”で高原に行く事は簡単にできるということを発見しました。

もっとイメージの達人になれば、”我が家”でも瞬時に、高原に行けちゃうのかもしれません。

そうなっちゃったら、きっと、わたしがヘップバーンになる日がすご〜く早いでしょうね♪