胃が痛くなってから1週間…。

解ってきた事は、空腹時にもちょっと鈍痛…だけれども、食後1時間くらいから4〜5時間くらい胃痛が続く事。

背中まで痛かったりします。

食後の胃痛の原因ってなんだろう?

胃痛には大まかに分けて、空腹時や食事前の痛みと、食後の痛みの二種類に分けられます。

空腹時の胃痛は、胃酸による胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の可能性が高く、

食後の胃痛は胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎の可能性があるそうです。

胃痛
Worry Photo by ElberthJimenez

胃が荒れていると、食べた食べ物を消化吸収するために胃が動いて、消化液が分泌されます。

この消化液の中に胃酸があり、

胃酸は酸性なので、酸っぱいものをかけるのをイメージしていただくと解りやすいと思いますが。

何らかの理由で、胃の粘膜保護作用の低下によって防御が弱くなっているために荒れてしまった胃に、しみて痛くなるのです。

胃の炎症はおもにストレスによって起こります。

精神的なストレスやダメージで自律神経が乱れます。

自律神経が胃をはじめとする内蔵の各機関の働きを担当しています。

自律神経が乱れると、腹部にストレスや緊張、疲労が蓄積されて自律神経と内臓器官の連携がうまくとれなくなってきます。

元々胃が丈夫でない人は、胃酸の量を調整したりする機能がうまく働く事ができなくなりして胃が荒れて痛むようです。

胃の炎症の原因は突き詰めていくと自律神経の乱れなのですね。

昼食後よりも夕食後の胃痛が激しいのはなぜ?

夕食後
vertical limit Photo by paul bica

それから、今回の胃痛で気になったのは、昼食のときよりも夕食後のほうが胃痛の時間が5時間と長いこと。

…おかげでベッドに入ってからもずっと痛くて眠れない…(泣)。

昼食後よりも夕食後の胃痛が激しいのは、単純に「夕食の量のほうが多いために消化に時間がかかるため」だと思っていました。

それも原因のひとつだと思いますが、どうやら、ここにも深く自律神経が関わっているようなのです。

自律神経には交感神経と副交感神経があります。

簡単に説明すれば交感神経が戦闘態勢状態、副交感神経はリラックスモード。

1日を終えた夕方は、体も心も日中の仕事での集中が途切れ、体が副交感神経優位になりリラックスモードになります。

リラックスモードになると、血液や体液の流れも良くなって内臓器官の働きも高くなります。

それとともに、人間本来に備わっている自然に備わっている自己治癒力の働きも高まって、乱された自律神経とともに内蔵機能も回復していくように働きます。

その際、胃に痛みが出たりするようです。

胃痛の対処、食べ物

食事
french cousins eating french fries Photo by bubbo.etsy.com

胃が痛いと食事をどうするか?迷います。

痛くて、食欲がわいてこないけれど…、何か食べておかないと体力がなくなってしまうのではないか?と心配にもなります。

でも、実は胃は痛みを発しているというのは「今はやさしくしてね」と胃が言っているので、無理して食べなくても大丈夫なのだそうです。

痛みが弱くなるまで数日は、胃にやさしい消化の良い食べ物を食べるとよいです。

いつものお米もお粥など、柔らかな食感の食べ物に変えたり。

いつもよりしっかりと噛んで消化よくしてあげるのがいいみたいです。

その他、にゅうめん、うどん、豆腐、大根、キャベツ、かぶ、長芋などもお腹にやさしいです。

逆にアルコールやコーヒーなどや油分が多い食事など、刺激の強いものは避けるようにしたほうがよいです。

そして、食べ物に気をつけて胃を修復するとともに、胃痛を引き起こした根本的な原因になっている、ストレス。

そのストレスの原因も探ってみるのがいい気がしました。

…でないと、せっかく治りかかっても、またストレスにさらされて胃痛に逆戻り…なんてイヤですから。

一体何がストレスになっているのか?生活を振り返って、ストレスの原因になっていることを軽減することが実は一番大切な気がしました。

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