ハワイ滞在5日目の夕食はハレクラニの「ラ・メール」でディナーをいただきました。

なんと!こちらはミシュランガイドでファイブダイアモンドを、ハワイで最も長く 獲得し続ける、ハレクラニ随一のファインダイニングです。

ファイブスターのレストランだなんて、わたし、自慢じゃないけど、今まで一度も入ったことがなく、ドレスコードで悩みました。

ラ・メールのサイトに書かれていたのは、「ドレスコード:男性のお客様は、長袖、襟付きのシャツまたはジャケットをご着用ください。」とだけ書かれて、

女性の服装に関しての記述はなくて、何を着れば良いのか?とても気になるところです。

初めてのファイブダイアモンドレストランに、一体、どんな服装をすれば良いのか?と〜っても悩みました。

で、悩みに悩んだ結果、すご〜くベーシックにブラックの、スーツケースで運んでもシワにならない、汚れが目立ちにくいワンピースを家から持ってゆきました。

ドレスコード

そして、靴は一応、ヒールがあるほうがエレガントかと思い、こちらを持って行きました。

ハイヒール

本当は、せっかくハワイなので、もっと明るい華やかなドレスを現地で購入したいなぁ…とも思ったのですが、

洋服の買い出しよりも海でゆっくりしたくて…、結局、持参したままの洋服&靴でラ・メールに行きました。

パートナーのkuniちゃんはフツーにストライプの白い長袖のシャツと茶のパンツ&ベルト。

ジャケットは「荷物になるから」という理由で初めから持って行く気無し…。

もしドレスコードに引っかかってしまったら、親切にもジャケットを貸してくださるそうなので、その時は有り難くジャケットをお借りしよう!と心に決めて出かけました。

でも、何も言われることなく無事にお店に入る事ができました。

お店を見渡してみると、スーツでしっかり決めているかたもいらっしゃれば、チェックのボタンダウン的なシャツのかたもいらっしゃって、「絶対スーツ!」と、かしこまらなくても大丈夫みたい。

ラ・メールへの予約は、到着した日に、お部屋でチェックインした際にホテルのかたにお願いして手配していただきました。

でも、ここで問題が発生!

ホテルのかたが書いてくださった予約時に書いてくださったメモをじっくり見てみると、わたしたちが予約したい日の日付ではなかったので、再度、自分で「Dinner Reserved」へ電話をして予約の確認をする事に…。

英語がまったく話せないので、ドキドキしながら電話をしましたが、日本語の解るスタッフが出てくださってホッとしました。

受話器を置いた後、これなら、次回は自分で電話予約もできちゃうかも!なんて思えました。

なんでも一応、トライしてみるものですね。

そして、お待ちかねのラ・メールのディナー。

その日はわたしのバースデーでした。

1月に沖縄のザ・ブセナテラスで前倒しのバースデーをお祝いしてもらっちゃったのに(そのときは「3月はどこにも行けない」つもりだった)、まさか、さらに自分のバースデーに、ハワイ!しかも「ラ・メール」に行けるだなんて、本当にビックリです。

今年のお誕生日は素敵すぎます♪

しかも!9年越しの念願が叶い、できたてのホヤホヤのハワイアンジュエリーのマリッジリングを指につけてのお食事です。

もう、夢みたい。

ラ・メールのドレスコード

ラ・メールの前には素敵なバラの花が沢山活けられていて、とってもゴージャスでしっとりした空間になっていました。

テーブルの窓からは「ハウス・ ウィズアウト・ア・キー」のお庭で行われている演奏&フラがよく見えます。

フラ

昨夜、雨のおかげで「ハウス・ ウィズアウト・ア・キー」のお店の中で、ステージの最前列でフラを見る事ができましたが、今日はまた、オペラ鑑賞のVIP席のように、「2階特別観覧席」でフラを見られるのはなかなか気分が良いです。

ラ・メールの料理

テーブルの雰囲気がグッと大人で、昨日と同じフラを見ているのに、時間の流れがとても優雅に感じます。

飲み物のリストをいただいて、何を飲もうかと考えましたが、事前にハネムーンのお祝いにホテルからお部屋にシャンパンをいただいていたので、今回は赤ワインを選びました。

ワインをゆっくり楽しんだ後、おもむろにお料理のメニューが手渡されました。

普通のレストランのように、テーブルに着いたら、矢継ぎ早にワインリスト→お料理のリスト…じゃなくて、ひとつひとつゆっくりと持って来てくださるので、とっても落ち着いて選ぶ事ができます。

さすが、ファイブスターのレストランです。

わたしたちはデザートを含む3品のコースをチョイスしました。($110)

まずは前菜。

うに

…名前は忘れてしまいましたが、ウニのジュレ…的なものでした。

可愛くて美味しい。

温製前菜に選んだのは、ホタテ貝とロブスターのラビオリ。

ラビオリ

キレイに重ねられたホタテ貝もエビも、プリップリッしていて、ものすご〜く美味しかった!

ソースも美味しすぎる!

メインが運ばれる前にデザートをリストの中から選んでオーダーしました。

今夜のわたしが選んだメインディッシュは、ハワイ産おなが鯛のポワレ。

おなが鯛

こんがりと焼いた鯛の皮がパリッパリッで香ばしくて、しかもお魚の身の厚みが凄すぎる。

ハワイのお魚は白身であっさりしているので、胃腸が弱いわたしのお腹も全然もたれなくて平気でした。

添えられたお野菜もなんとも愛らしくて、崩してしまうのが申し訳ないくらい。

デザートは、わたしはカシューナッツのミューズリーとキャロットのグラノーラ、クリームチーズのマシュマロとアボカドライムシャーベット。

デザート

マンゴーソースを添えてくださいました。

パートナーのkuniちゃんのデザートはすっごく面白い形でビックリ!

丸いチョコレート

ボールのように丸い大きなチョコレート!

ココアバターのジェラートとココアクリーム、チョコレートのラビオリとパッションフルーツのソース。

もう、可愛すぎるし美味しすぎるし、そして楽しい♪

そして、さらにわたしたちのテーブルに、サプライズで可愛いケーキが運ばれてきました。

ケーキ

「今日はわたしのお誕生日」なのですが、今回のハワイはハネムーン旅行ということで、kuniちゃんとふたりで、「せ〜の」で1本のロウソクの火を吹き消しました。

このチョコレートケーキもすっごく美味しかったです。

そして、これで最後かと思いきや、さらに小菓子が運ばれて来て…。

小菓子

「お持ち帰りもできますからね」と言ってくださったので、…多分、これはお客様に形だけ出して、お部屋にお持ち帰りするものだと思われます。

数分後に、素早くお皿を下げて、ハレクラニの特性バッグにお土産の形にしていただけました。

バッグ

お部屋で、バッグの中身を見てみると…。

かわいいお菓子

一番左の箱に、先ほどお皿に並べられていた小菓子がすべて入っていました。

あとの2つの箱には、こんなお菓子が。

マカダミア

キラキラと青く光っていてとてもキレイです。

食べてみると、マカダミアナッツにチョコレートコーティングしたもので、この青く光っているものがお口の中でパチパチと弾けて、kuniちゃんが「海の泡みたいに弾けてる!」と大喜び。

なんとも可愛くて気が利いている心遣いが標準装備されているのには驚きました。

ラ・メールが素敵なワケは、美味しいお料理や優雅な時間を楽しめるのは勿論なのですが、こんな素敵なサプライズやプレゼントも人気の秘密だと思いました。

ハレクラニの「ラ・メール」でのディナーの夜は、人生で一番素敵な誕生日になりました。

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